二代目社長の大変さは伝わりにくい

キャッシュフロー経営

Vol.256

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門

キャッシュフローコーチ®税理士

 

東條です。

 

 

私、この業界に入って、

色んな経営者の方々と関わる中、

 

当初

二代目の社長って羨ましいなぁ!

っ思ってました。

 

楽して会社入れるし、

会社に入って、

自動的にポストも

ぐんぐん上がってくし、

 

今の会社の社員も

いずれは全員自分の

部下になるし、

 

大した仕事しなくても

給料もすごい貰えるし

(これは言い過ぎ!)

 

 

なんて、今考えると

結構めちゃくちゃなこと

思ってました。

(反省です💦)

 

 

が・・・

今は正反対です。

この業界で経験を積んで、

たくさんの二代目社長と

仕事をしていく中で、

 

二代目社長の方が創業社長より大変じゃない?

って思ってます。

 

(ここからは、一般論です。
私見も入ってます)

 

創業社長は、

そのカリスマ性と

行動力で、

社員や得意先など

自然と人が付いてくる

ケースが多いです。

 

 

二代目社長も

子供のころから

その背中を見ていたり、

 

会社での修業期間中に

その偉大さを

目の当たりにしています。

 

 

また、平社員として、

修行期間を開始したとしても、

他の社員からは

次期社長として、

色眼鏡で見られます。

 

 

事業を引き継いだ後が

また大変ですよね。

 

まずは、

創業社長が培ってきた

得意先やスタッフ、

組織風土など

すべてを 承継しないと

いけないです。

 

急に大きく変えるわけに

いきませんからね。

 

 

その割には、

創業社長と同じことを

やってても、なかなか

うまくいきません。

 

 

時代の変化に敏感で

なければなりません。

 

 

あるとき、突然

変化を求められます。

 

 

中には馬の合わない人もいる

でしょう。

 

そういう人とも

創業社長の顔を立てて、

気を使いながら

うまくやっていかないと

いけない。

 

さらには、創業社長の

トップダウンの采配により、

社員が思考停止を起こしている

場合も多いです。

 

 

その上で、

常に創業社長と比べられるため、

自分の色も出していかないといけない

 

 

そういう意味では、

二代目社長って創業社長以上に大変

なんじゃないかなって思います。

 

創業社長がやってきたことを承継しながら、

自分の色を出していく。

 

その上で、

業績を下げてしまう

わけにはいかないんです。

 

「やっぱりなぁ!」

 

って言われちゃうから。

 

 

これ、相当メンタル

強くないと無理なんじゃない?

 

 

考えただけでゾッとします (~_~;)

 

 

 

二代目社長は

勤勉で総合力に長けている

場合が多いです。

 

その利点を活かし、

焦らず、長期スパンでもって

組織づくりを考えるべきです。

 

 

いきなり全体を変えると

必ず歪(ひずみ)が生まれます。

 

 

まずは、

会社のビジョンを明確にし、

会社の進むべき道筋を

はっきりさせる

 

ところから始めませんか?

 

 

 

東條でした。

それでは、また明日!

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