Vol.159
いつもありがとうございます。
二代目社長専門
お金のセーフティパートナー
東條です。
最近、よく聞きます。
本当によく聞きます。
賃貸マンションの建築
目的は相続対策
確かに、相続税が
たくさん出る方については、
土地を更地のまま所有するよりも、
借入れをしてでも
そこに賃貸マンションを建築する方が
相続財産の評価額を下げることができます。
つまり、賃貸マンションを建築し、
それを賃貸するだけで
ほとんどの場合、相続対策になります。
うちの周りでも
一時期前から
そこら中で賃貸マンションが
建っていましたし、
今でもまだまだ不動産会社が、
富裕層を中心に
相続税対策での賃貸マンションの建築の
提案をバンバン持ってきています。
ここ数年、
そういった相談をよく受けますが、
ほとんどの場合、
猛反対します。
賃貸マンションの場合は
立地、競合、予算
コンセプトとか
色々考えることがありますが、
そんなことは問題ではありません。
マンションを建てるということは
ひとつの経営です。
経営を始める
または拡大しようとするときに、
その目的が
相続対策だけだとすれば
そこには、
その経営に対する
”想い”
がありません。
相続税を安くして
妻や子供たちに負担を
かけたくないという気持ちは
理解できますが、
相続税が大きく減ったとしても
その残された
そのマンションを経営するのは、
相続を受ける人です。
経営に対する
”想い”のないマンションを
相続したとしても、
不動産会社のいいようにされるだけです。
新しいうちは入居者も入りますが、
ちょっとでも古くなってくると
満室を維持するのも難しくなってきますし、
リフォームやら塗装やら
何かとお金もかかります。
そうなったときに、
経営を安定させるために
死にもの狂いで動けるかどうか
は、経営に対する
”想い”や”ビジョン”です。
だからこそ、
その賃貸マンションを建築するにあたり、
それを経営と捉え、
その”想い”を引き継ぐことができる
相続人がいれば反対はしませんが、
そうじゃない限り
どんなに立地が良くても
競合が少なくても
どこかで頓挫します。
始めから目に見えています。
にもかかわらず、
子供たちにまったく相談もせずに
マンションを建ててしまうケースが
非常に多いんです。
けど
って、不動産会社に言われれば、
ってなってしまうんですよね。
そういったときこそ、
我々キャッシュフローコーチに
ご相談してくださいね。
東條でした。
それでは、また明日!
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