「熱意はスピード」- 現代ビジネスで信頼を勝ち取る ” 即時力 ” の秘訣

いつもありがとうございます。

二代目社長専門税理士
東條です。

 

最近、とあるクライアント先の社長さんと飲みに行ったところ、
こういった嬉しいことを言っていただきました。

お客様
東條さん、いつもメッセージの返信が早いので、 自分のことをすごく考えてくださっているんだという風に感じますよ!

 

 

こういったお言葉をいただき、
自分が意識して取り組んでいたことが
伝わっているんだなと感無量となりました。

 

 

「熱意はスピード」の時代

 

僕たちの事務所のバリューの一つに

「熱意はスピード」

というものがあります。

 

レスポンス、着手、意思決定、改善・修正、学習

「すべてにおけるスピードにこだわろう!!」

という意味で、
僕自身、「最も大切にしているバリューになります。

 

 

LINEやSNSが当たり前になった今、
コミュニケーションのスピード感は劇的に変化しました。

 

メールでのやり取りでは どうしてもワンテンポ遅れてしまいますが、
LINEやSNSであれば即座にレスポンスが可能です。

 

便利である一方、これは諸刃の剣でもあります。

 

なぜなら、受け取った連絡に対して、
どの程度のスピード感で
どのような内容のレスポンスをするかによって、

「この人と仕事をしたいか、したくないか」

の判断基準が生まれているからです。

 

恐ろしい世の中です…💦

 

完璧主義から完了主義へ

 

最近よく

「完璧主義ではなく完了主義」

という言葉を耳にします。

 

本当にその通りだと思います。

 

一つ一つの仕事やタスクを 確実に完了させていく重要性を、
日々痛感しています。

 

 

打ち合わせの最中に連絡が来て、
タスクが増えることは致し方ありません。

 

しかし、そこで

「これは明日で大丈夫」

と思ってしまうこと

 

これこそが 最大の敵 です。

 

この思考こそが諸悪の根源であり、
ビジネスにおいて最も信頼を失うこととなる
よくない思考パターンです。

その結果、もちろん成果に繋がりませんし、
お客様や取引先に ご迷惑をおかけすることに繋がります。

 

反省すべき失敗談

実は先日、僕自身もダブルブッキングをしてしまい、
お客様に大変ご迷惑をおかけしました。

 

完全に僕の怠慢です。

 

この経験から改めて確信したのは、

「仕事ができるかどうかは、スピードが大きく関係している」

ということです。

 

それは、来たメッセージに対する返信の速さだけでなく、
タスクが生じた瞬間に、

いかに瞬時にタスクを処理できるか

ということです。

 

 

僕のダブルブッキングという失態も、
予定が決まったその場で
すぐにスケジュール管理を徹底していれば、
本来は防げた問題でした。

 

結局は、自分の

東條
「後でやろう」

 

という怠慢が招いた失態です。

 

 

「即時対応」のポイント

この失敗を機に、改めて意識しているのは次のポイントです。

 

1.タスクが発生した瞬間に潰せるものは潰す

2.すぐにできない場合は、今すぐできる対応をする
・例:じっくり考える必要があるLINEなら 「後ほどしっかり確認して返信します」と一旦返す

3.タスクが増えた瞬間にスケジューリングする
・Notionへのタスク追加(内容、期日、優先順位、注意すべきこと)
・リマインダー設定
・忘れない仕組み作り

4.ミーティング中にできることは、その場で行う
・問い合わせや指示、報告など、可能な状況なら、その場で即時実行
・PDCAのPlan(計画)とDo(実行)を同時進行

 

 

これらは、能力の問題ではなく、
意識の問題だと捉えています。

 

このスピード感は、
おそらく誰であってもやろうと思えばできることです。

そこに特別な能力は必要ありません。

 

大切なのは、

「何かが発生した瞬間に、今すぐ何ができるか?」
を考える習慣

です。

 

ここで完璧主義を発揮する方々が超多いです。

 

完璧は後でいいんです!!

 

まずは、即時にレスポンス

即時力

 

 

思うに、この即時力

これは、相手への敬意の表れでもあります。

 

その敬意を行動で伝えることができるかどうか

即時力 = 相手への敬意

 

 

もはや「今すぐできることは何か?」では通用しない

 

今の時代、
「今すぐできることは何か?」

は通用しません。

 

考えている時間があれば、レスポンス

 

考えている時間があるんであれば、

○○までに確認して連絡しますね!

 

そうやって伝えればいいではありませんか!

 

これをやってしまえば、
やらざるを得なくなってしまいますが…(笑)

 

 

別にここまでやることが 当たり前とは言いません。

でも、ここまでできる人間が、
結果的に多くのチャンスを掴んでいくんだろうな

と感じています。

 

 

即時力とは、

従来のスピード感を遥かに超えた対応力

 

 

・「この瞬間に、いかに相手に安心してもらえるか?」

・「そして、その瞬間対応を自動化・システム化する仕組みをいかに作るか?」

 

 

・スピードから「瞬間性」へ

・対応から「予測対応」へ

 

こうなってくると、 もう人間の処理能力では限界がありますよね。

 

だからこそ、

東條
AIが重要になってくるんだろうな

 

と最近つくづく思うんです。

 

 

だからと言って、AIではなく、

東條
あえてそれを人間が行うからこそ、
信頼や尊敬という、かけがえのないものが生じるんじゃないのかなぁ

 

 

という意味において、
このいわゆる

 

「即時力」

 

 

AIでは入り込めない余地があるんだろうな

と考える今日この頃です。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

東條でした。
それでは、また明日!