『鬼滅の刃』から学ぶ、経営者に必要な「覚悟」と「背景理解」

 
いつもありがとうございます。
 
 
二代目社長専門税理士
東條です。

 

 

 

先日、劇場版『鬼滅の刃 無限城編』を観てきました。

 

こちら、富山県の映画館

 

ちょうど宿泊先の真裏に映画館がありましたので、

噂の「鬼滅」

 

 

 

東條
どんなもんか見てやろう

 

ってな感じで、

少し時間をとって思いつきで何となく入りました。

 

 

正直、めちゃくちゃ面白かったです。

 

映像の迫力とストーリー展開、

そして何より、
登場人物たちの「覚悟」に圧倒されました。

 

 

僕自身、マンガやアニメで鬼滅の刃を一通り確認はしていますが、

キャラクターや背景をすべて理解している わけではありません。

 

超詳しいとか、オタク・マニアという ものではありません。

 

ただ、それでも

「仲間を守るために戦う姿」や

「最後まで諦めない姿勢」は

心を打たれる部分がありましたね。

 

 

 

Contents

戦闘シーンの圧倒的緊張感

 

例えば、胡蝶しのぶと鬼(童磨)の戦いのシーン、

炭治郎や善逸、また、仲間が共闘するシーンなど、

とにかく

 

緊張感

 

がすごかったです。

 

 

何でかな? と考えると、

それは各キャラクターの

 

「覚悟」

 

が見事に表現されているということです。

 

 

でも、それだけじゃありません。

 

覚悟も大事

 

 

でもそれと同じくらい

 

背景や状況を視聴者に認識してもらうことも大事

 

 

なんです。

 

 

 

「負けたら終わり」の緊迫感

 

鬼滅の刃の戦闘シーン、

超ドキドキしませんでした?

 

 

 

もしかしたら負けるかも という不安

 

しかも、負けたときの代償が、

ふと頭の片隅に入ってくるわけです。

 

・失う命

・負けたあとの人間界

・今までの努力

 

 

こういったものが伝わっているからこその

 

ドキドキ感MAX

 

つまり、

 

「負けたらすべてが終わる」

 

 

という絶望的な緊迫感があります。

 

 

 

ドラゴンボールのように 神龍はいないです。

 

 

ドラえもんもいないです。

 

 

もちろん、腕が飛んで行っても、
ピッコロみたいに再生しないです!

 

 

一度負けたら、 本当にすべてが終わってしまう。

 

そんな極限状態である。

 

 

さらに、

その状態が視聴者の頭に十分に理解させられている

 

 

そういったことを含めて、なんですね。

 

これって、

 

経営の現場でも同じこと

 

が言えます。

 

 

 

ビジネスにおける「崖っぷち感」の重要性

 

経営者として仕事をしていると、
時として「崖っぷち」に立たされる瞬間があります。

 

・資金繰りが厳しく、来月の支払いが困難

・主要取引先からの契約打ち切り通告

・競合他社の参入による市場シェア急落

・社員の大量離職による組織力低下

 

 

こんな状況に直面したとき、

「負けたら本当に終わる」

という緊迫感が、

普段以上の力を引き出してくれることがあります。

 

 

実際、僕がお付き合いしてきた 多くの経営者の方々も、

最も苦しい時期に 最も大きな成長を遂げています。

 

 

もし、そうなったとき

どういう精神状態を作り上げられるか

 

中には、

経営者
自分には何もできませぇん!

 

実際にこういった経営者にもお会いしています。

 

さすがに、この思考回路に入ってしまうと、

その考えが行動にでてしまいますし、

誰も協力してくれなくなります。

 

 

真の終わり

 

ですよね。

 

 

しかし「負けてもいい」という安心感も必要

 

ただし、これだけでは不十分です。

 

鬼滅の刃では確かに

「負けたら死ぬ」

という緊張感がありますが、

現実のビジネスにおいては

 

「負けてもいい」

 

という安心感も必要なんです。

 

 

なぜなら、 経営は長期戦だからです。

一度の失敗で すべてが終わるわけではありません。

 

むしろ、失敗から学び、

立ち上がり続けることこそが 経営者に求められる資質です。

 

 

 

「負け」の定義を変える

 

僕が思う「負け」とは、

 

「諦めた時」 ・・・

 

 

 

 

どこかで聞いたことありますでしょ?

 

 

 

 

本当にその通りだと思います。

 

 

・売上が下がった = 負けではない

・資金繰りが厳しくなった = 負けではない

・競合に負けた = 負けではない

 

 

これらはすべて、

「一時的な状況」

に過ぎません。

 

 

 

真の負けとは、 これらの困難に直面したときに

 

「もうダメだ」

 

と諦めてしまうことです。

 

 

 

 

映画から学ぶ「背景理解」の重要性

 

鬼滅の刃がここまで感動を呼ぶのは、
登場人物の「覚悟」だけではありません。

 


その覚悟に至るまでの背景や状況が、

きちんと視聴者に伝わっているから

 

なんです。

 

 

・炭治郎:家族を失った悲しみと妹への想い

・義勇:過去の挫折と守りたいものへの責任感

・しのぶ:姉の死という深い痛みと復讐への決意

・善逸:自分の弱さと仲間への愛情

 

みたいな、知らんけど…

(AIに聞いたら教えてくれました)

 

 

これらの背景があるからこそ、

彼らの「覚悟」に深みが生まれ、

観る者の心を動かします。

 

 

 

ビジネスでも「背景理解」が重要

 

経営においても、社員やお客様に

 

「背景や状況を理解してもらう」

ことはとても重要です。

 

 

例えば、

社員に対して

・なぜこの目標を設定したのか

・現在の市場環境はどういう状況なのか

・会社が直面している課題は何なのか

・この取り組みが会社の未来にどう影響するのか

 

 

お客様に対して

・なぜこの商品を開発したのか

・どんな想いで取り組んでいるのか

・お客様にとってどんな価値があるのか

・他社とは何が違うのか

 

 

こうした背景や状況を きちんと伝えることで、
相手の理解と共感を得ることができるのです。

 

 

 

覚悟と背景理解の相乗効果

 

鬼滅の刃から学んだのは、

 

「覚悟」と「背景理解」の両方があってこそ
真に人の心を動かすことができる

 

ということです。

 

どんなに強い覚悟を持っていても、

その背景が伝わらなければ相手には響きません。

 

逆に、背景だけ説明しても、

覚悟がなければ 薄っぺらい印象になってしまいます。

 

 

まとめ:覚悟と理解の両輪で進もう

 

鬼滅の刃から学んだことは、

 

1. 覚悟を持って取り組む = 一つひとつの判断に責任を持つ

2. 背景や状況をきちんと伝える = 相手の理解と共感を得る努力をする

3. 失敗を恐れない心の余裕 = 長期的視点で物事を捉える

4. 明確な使命を持つ = なぜやるのかを常に意識する

 

 

この4つのバランスを取りながら、 日々の経営に向き合っていくこと。

 

 

それが、 真の「覚悟」なのかもしれません。

 

 

 

 

明日から、皆さんも 自分なりの「覚悟」を持ちつつ、
その背景や想いをしっかり伝えてみてください。

 

きっと、今まで見えなかった 新しい景色が見えてくるはずです。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

東條でした。

それでは、また明日!