“まだまだいける”が危ない!経営者のピークマネジメント

いつもありがとうございます。

二代目社長専門税理士
東條です。

 

 

最近、興味深い記事を目にしました。
登山における

「43歳の壁」

についてです。

 

 

 

 

実は、この「43歳の壁」という考え方には、
経営者にとって重要なメッセージが
込められているのではないでしょうか?

 

まず、この「43歳の壁」とは何か。

登山において、43歳前後で
体力のピークを迎えるといわれています。

 

このとき、多くの登山者が
ある危険な判断をしてしまうのです。

 

 

それは…

 

クライマー
まだまだいける!
自分ならもっとやれる!

 

という過信です。

 

 

体力は確かにピークにあり、
経験も豊富で、
技術的にも成熟している。

だからこそ、無理な判断をしてしまう。

 

 

これって、経営者の皆さんにも
当てはまりませんか?

 

40代前半というのは、多くの経営者にとって、
まさに「ピーク」といえる時期です。

・経験は十分に積んでいる
・体力的にも充実している
・人脈も広がっている
・資金調達力もある

 

だからこそ、ここで陥りやすい罠があります。

 

1. 過大な投資判断
2. 無理な事業拡大
3. 強引な新規事業への参入
4. 過剰な借入

 

 

登山で言えば、

 

クライマー
この程度の悪天候なら大丈夫

 

クライマー
これくらいの装備で十分だろう

 

という判断と同じですね。

 

 

では、この「43歳の壁」を
どう乗り越えればいいのか。

 

 

それには以下の3つが必要になります。

 

1. 冷静な現状分析

・財務状況の客観的な把握
・マーケット環境の正確な理解
・自社の強みと弱みの認識

 

2. リスクマネジメントの強化

・キャッシュフロー管理の徹底
・投資判断基準の明確化
・緊急時の対応計画策定

 

3. チーム力の活用

・若手の意見を積極的に取り入れる
・外部専門家の活用
・組織的な意思決定プロセスの構築

 

 

登山でも経営でも、

最も危険なのは「過信」

です。

 

 

むしろ、ピークにいるからこそ、
より慎重に、より戦略的に
判断を行う必要があります。

 

 

実は、この時期を上手く乗り越えられた企業こそが、
次のステージに進めるんです。

 

 

まさに、

「43歳の壁」は「飛躍のチャンス」

でもあるわけです。

 

 

ちなみに、東條も今現在43歳です。

 

皆さんの会社も、
僕たちと一緒にこの壁を乗り越え、
より高みを目指していきましょう。

 

 

東條でした。
それでは、また明日!