Vol.95
いつもありがとうございます。
二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士
東條です。
昨日に引き続き、
『キャッシュフロー経営』
の話題です。
昨日の内容を
少し繰り返します。
キャッシュフローコーチ
をやっていると、
こういった質問があります。
「キャッシュフロー」とは、
「お金の流れ」
のことです。
「キャッシュフロー」を軸に、
お金の動きに焦点をあてて
経営の舵取りを行うこと
これを
『キャッシュフロー経営』
と言います。
『キャッシュフロー経営』は、
今までの「利益追求型の経営」とは
まったく異なるアプローチになります。
同時に、
「損益計算書」
サンプル会社の損益計算書
「貸借対照表」
サンプル会社の貸借対照表
には、
中小企業が経営を行うにおいて
大きな欠点があり、
それは、どちらも
会社の過去の結果を表すもの
である。
というところに言及しました。
詳しくはコチラ☟
もちろん、
過去の結果はとても重要です。
過去の結果を見ながら、
これからの経営の道筋を
考えます。
過去の結果をもとに、
うまくいったこと
うまくいかなかったこと
それぞれを検証します。
しかし、会社経営において
さらに重要なのは、
その検証結果をもとに、
うまくいったことは
さらに改良し、
うまくいかなかったことは
変化を加えたり、方針転換
それらをプラン立て
さらなる実践に繋げる
これが重要です。
ここで必要になるのは、
過去の結果ではありません。
未来への影響です。
一般社団法人
日本キャッシュフローコーチ協会理事であり、
同時に、私のコンサルの師である
和仁達也先生は、
こうおっしゃっています。
会社がビジョンを実現するためには、
「キャッシュフロー経営によるお金の裏付け」が必要
ひとつのプロジェクトが
立ち上がったとしても、
それがうまくいくかどうか
分からない状態で進行しても
推進力も弱まります。
下手したら、
中途半端な状態で立ち消える
可能性もあります。
ひとつのプロジェクトを
成功させるためには、
お金の投下から
それがいくらのお金を生み出し
そのお金をどのように回収するのか
そういった細かなところまで
初めの段階で検討し、
そこに連動する
アクションプランが
必要です。
このアクションプランを
実践することで、
会社の未来のお金に
どういった影響があるのか
これを初めの段階で
検証します。
想定外のことが起こっても
できる限り対応できるよう、
対策を練っておきます。
入念に『準備』をしておきます。
恐る恐る実践し、
痛い思いをしながら
何度も何度も引き返しながら
経営を行うのは、
しんどいですし
時間もかかります。
リスクも高いです。
ひとつひとつの
アクションに対し
お金の根拠付けをすることで、
実現可能な状態から
スタートする。
これが
『キャッシュフロー経営』
です。
行き当たりばったりの経営で
生き残っていくことは困難です。
だからこそ、
会社組織を永続的に
発展させるためには
『キャッシュフロー経営』は必須
の時代に来ています。
『キャッシュフロー経営』
に取り組むことは
難しいことではありません。
まずは、顧問税理士などの
専門家に相談したうえで
取り組んでみては
いかがでしょうか?
東條でした。
それでは、また明日!
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