いつもありがとうございます。
二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士
東條です。
大河ドラマをよく見ます。
よく見ますといいますか、
欠かさず、必ず見ます。
戦国時代、明治維新辺り、
やっぱり面白いですもんね。
もちろん、今年の
西郷どん(せごどん)も
欠かさず見ていますよ。
なぜかって、
大河ドラマ
捉え方、考え方が
現代社会のビジネスに通ずるところが
たくさんあります。
例えば、2020年
東京オリンピックイヤーは、
明智光秀の一生を描く
「麒麟(キリン)がくる」
に決定しています。
「明智光秀」ですが、
ご存知の通り、
1582年に本能寺にて、
織田信長を討ちました。
大河ドラマでは、
よく描かれていますが、
その原因は、
織田信長の変化
にあると言えそうです。
桶狭間の戦い
長篠の戦い
などを経て、
家臣も増え、組織がどんどん大きくなり、
権力が織田信長一点に
どんどん集中していきます。
その中で、
組織マネジメントが
うまくいかなくなったわけですよ。
明智光秀については、
超有能な武将で、
「あるべき国家を守る」という
使命感もあったわけです。
これが、信長のビジョンやミッションと
すれ違いを生み、
光秀が冷遇される結果となったんです。
(全部、僕の個人的な見解ですよ)
すれ違いどころか、
信長自身が天下布武のため、
部下のことを全く考えずに、
ワンマンぶりが
どんどん酷くなってきます。
そんな中で、
明智光秀 自身に、
この気持ちが
いつの間にかなくなったんですね。
それ以上に、
光秀の中での
信長への憎しみが
どんどん増大し、
本能寺の変につながりました。
大河ドラマを見ていると、
よくこのような感じで
ストーリーが進んでいます。
会社経営に置き換えても、
めちゃくちゃ重要なことを
考えさせられます。
人事評価制度を定めたり、
会社の理念やミッションを策定したり、
会社の目標設定をしたり、
テクニックで社員のモチベーションを
上げようとします。
もちろん、重要です。
社員にとっては、
やればやってだけ報われる報酬制度は
必要ですし、
迷ったときの判断基準としての、
理念やミッションも必要です。
会社の目標を定めて、
社員の皆さんとゴールを共有することも
大事です。
けど、これって重要なことが
ひとつ抜けているんですよ。
人事評価制度や
理念、ミッション
会社の目標策定などが
機能する条件
があるわけです。
それは、
社員たちが、会社や社長に興味がある
ということです。
社員たちに
こういった気持ちが一切なければ、
会社にいくら
素晴らしい人事評価制度があっても、
素晴らしい理念やミッションがあっても、
素晴らしい目標があっても
何の意味もないですよ。
そうじゃないですか。
会社のこと
社長のことに
まったく興味がない社員に
いくら制度や理念や目標の話を
したところで、
聞くはずがありませんからね。
完全に右から左です。
程度に軽くあしらわれますよ。
つまり、
中小企業は、社長がすべて
なんです。
社長の人格・信念がすべて
なんです。
社長が毎日フラフラしてたり、
タバコをポイ捨てしてたり、
言うことがコロコロ変わったり、
言ってることとやってることが
一致してなかったり
こんな社長に
「あーしろ、こーしろ!」
言われたところで、
聞きますか?
「人事評価制度作りました。」
「理念、ミッション作りました。」
「目標作りました。」
って言われてもね。
少なくとも、
僕なら、そう思います。
社長の人格、信念
これがなければ、
中小企業は立派に成長しないんです。
ワンマンで進み続けるには、
限界が来ます。
どこかで、チームの相乗効果で
会社が発展していくために、
チームマネジメントが必要になります。
中小企業は社長がすべて
社長の人格・信念がすべて
完全に自戒の記事になりました。
東條でした。
本日もお読みいただき、
ありがとうございました。
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