何が違う?創業社長と二代目社長

キャッシュフロー経営

Vol.64

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門
キャッシュフローコーチⓇ/税理士

東條です。

 

二代目社長ならではの
苦労とか悩み
ってどういうものが
あるでしょう?

 

創業社長とは
また違った苦労・悩みが
ありそうですよね?

 

二代目社長に直接
リサーチしてみました。

 

・二代目A社長

会長(創業社長)から
レベルの高いことを
求められます。

会長は、
起業という道を選択し、
リスクを冒し、
幾多の苦難を乗り越え、
会社をゼロから
築き上げてきました。

その会長と同等の
事業展開を今後やっていく
ってのは、正直気が重いです。

だからって、
自分でも色々考えてますけど、
仮に何かに手を出して
失敗でもしようもんなら、

「ほら、やっぱり二代目だから・・・」

って言われちゃうんですよ?

分かっちゃいるんですけど、
なかなかアクセルを踏み込めない
んですよね。

 

・二代目B社長

私の方が、会長よりも
スタッフから相談を受ける
ことが多いです。

やっぱり、私の方が
会長よりも年齢が近かったり、
話しやすいんだと思います。

彼らの要望に応えたいん
ですが、すべての決定権は
会長にあるものですから、
私はただのパイプ役にしか
なれないんですね。

何のための「社長」という役職
なのか分からないですよ。

 

・二代目C社長

何とか、会社の業績を
維持するために、
会計やお金の勉強をしたり、
交流会や経営塾に参加して、
仲間と助け合いながら
やっています。

ただ、それが会長には
よく思われていないようです。

そんなことする時間が
あったら、営業に出てこいと・・・

 

中には、こんな声もありました。

会長があっさり身を引きすぎて
困ってます。

こんな不安定な業績のまま、
サッと引き下がられて、
一体どうしたらいいの?

っていう悩みもありましたが、

こういった悩みは
かなり少数派です。

 

いずれにしても、
会長(創業社長)の存在が
良くも悪くも大きく
影響しているのは間違いないです。

 

一般的には、

感性で行動する創業社長
に対して、
理屈で行動する二代目社長

強烈な個性で
カリスマ性のある創業社長
に対して、
バランス重視の完璧主義
の二代目社長

ってな印象でしょうか?

(あくまでも一般的なイメージですし、
私見も入ってます。
例外もたくさんあると思います。)

 

 

レアルマドリードの選手で
たとえるなら、

(社長は「監督」でしょ!
っていう意見もありますが、
中小企業の社長は、
自らもプレーヤー
であるケースが多いので)

 

創業社長
=クリスティアーノ・ロナウド
(ポルトガル代表)

 

言わずと知れた、
レアル・マドリードの王様です。

基本的には攻撃一辺倒で、
ハンパない破壊力です。

滅多に守備しません。
守備は人任せです。
本人も守備嫌いですし。

でも、チームがやばい!
ってなったときは、
ものすごい勢いで守備に戻ります。
(ほとんど見ないですけど)

自らがバンバン得点を取り、
チームを勝利に導く
って 感じでしょうか?

 

 

二代目社長
=ルカ・モドリッチ
(クロアチア代表)

 

私の好きな選手です。

(わからない人、すみません💦)

モドリッチは、
レアルの心臓と呼ばれています。

常に攻守のバランスを考え、
チームを活性化させます。

論理的かつ正確に
チームを組み立て、
攻守のスイッチを入れます。

攻撃の際には、
選手の位置関係や
スペースなどを正確に把握し、
常に最善のプレーを選択します。
自らがゴールを決めることに
こだわらず、
チームとしての得点を
目指しています。

守備においても、
優れた危機察知能力や
相手にぶつかっていく献身性により、
チームにスイッチを入れます。

総合力でチームを勝利に導く
ってな感じでしょうか?

 

(相当私見が入ってますし、
大袈裟に例えてますので
あしからず!)

 

クリロナと
モドリッチに
同じ役割を求める人は
いません。

どちらも世界最高峰の
選手です。

 

創業社長も二代目社長も
方法が違えど、
会社の永続的な発展と
社員の幸せなど

目指す方向性は
変わらないはずです。

 

こうやらないといけない
っていう決まりもありません。

自分に合った方法で、
会社のビジョン実現を
目指せばいいんじゃないでしょうか!

 

東條でした。

では、また明日!

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