Vol.180
いつもありがとうございます。
二代目社長専門
お金のセーフティパートナー
東條です。
ゴディバ
攻めてますね。
「義理チョコはやめよう」
2月1日付けの
日本経済新聞の広告に載っています。
普通じゃないですよね。
一般的なチョコレート屋さんだとしたら
とにかく数を売ることを考えると思うんですが。
本命チョコとか義理チョコとか関係なく、
”売上を上げる”
これに徹するんじゃないでしょうか。
義理チョコを渡す人の割合は
約40%のようですね。
一人当たりの平均個数は
4.9個
これが無くなれば、
相当な売上減です。
ゴディバジャパンが
こんな回答を出しています。
『あげるひと』にとって『楽しい』バレンタインデーかどうか、 それがもっとも重要なことではないでしょうか。
義理チョコをご挨拶として知り合いの方に配るのが自分にとっても楽しい、と考える方にはぜひ続けていただきたいですし、そのような方のための商品開発は続けていきます。
でも、もし義理チョコが少しでも苦痛になっている人がいるのであれば、 それはやめてしまったほうがいいのではないかと思います。
お客様が楽しくないバレンタインデーは、 私たちチョコレート会社にとっても楽しくないバレンタインデーです。
そういう楽しくないバレンタインデーから無理に利益をあげたいと、私たちは考えていません。
私たちだけでなく、すべてのチョコレート会社、それを売るお店も、 気持ちは一緒ではないでしょうか。
とも言いたいですが、
やっぱり、せっかく買っていただいた
チョコレートです。
「買っていただいた人たち全員に楽しんでもらいたい」
という、メッセージがあるんですね。
でも、こんな広告を
堂々と出すとは
相当肝が据わってますね。
ちょっと気になったので
ゴディバの企業理念を調べてみました。
逆に言えば、
この理念を忠実に実践している
だけかもしれません。
いくら立派な企業理念が
あったとしても、
すべての人に貢献できるはずはありません。
売り手の想いと
買い手の想い
そして、お互いのタイミングが合って初めて
その想いを共有でき、
商品の価値が最大化します。
ゴディバも買っていただくのであれば、
最高の価値を提供したいはずです。
その商品の最大限の価値を
誰よりも知っているはずですから。
義理チョコで苦しんでいる人は
ゴディバの商品を購入するタイミング
じゃないんでしょうね。
タイミングが合わなければ、
お互いに幸せじゃないですから。
ここまで話題になっている時点で
大成功ですよね。
一方、ブラックサンダーが
Twitterでこんな反応をしています。
よそはよそ、うちはうち。
みんなちがって、みんないい。
ということで有楽製菓は引き続き「日頃の感謝を伝えるきっかけ」として義理チョコ文化を応援いたします(‘-‘*)
これもめちゃくちゃ分かりますね。
その通りです。
どっちがいい、悪いはありませんからね。
会社それぞれです。
東條でした。
それでは、また明日!
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