社長と社員の危機感のズレを縮める方法!

キャッシュフロー経営

Vol.45

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士

東條です。

 

 

昨日、我が愛車が
車検から戻ってきました。
(たった一日の入院ですが)

 

もう、9年も乗っているので、
色んな所にガタがきいます。

そのなかでも、
ヘッドライトの光軸が
左右あべこべだったみたいで
調整してもらいました。

右のヘッドライトのみ、
極端に上に向いていた
ようです。

 

 

そこで教えていただいた
ことですが、

夜間に歩行者がはねられる
死亡事故の半分が

ヘッドライトの知識の
勘違いを正すことで
防ぐことができる

ということです。

 

 

ヘッドライトには、

ハイビームとロービームが
ありますよね。

 

ハイビーム・・・走行用前照灯

ロービーム・・・すれ違い用前照灯

 

 

名称から考えても、

ハイビームが通常モード

ロービームが減光モード

になります。

 

 

通常走行時はハイビーム

が基本で

対向車が来ない、前走車がいる
場合のみロービーム

というのが
原則です。

 

これを勘違いされている方も
多いと思います。

 

ちなみに、
ハイビームは100m先
ロービームは40m先
まで見通せます。

 

警察庁の発表によると、
夜間に発生した車両と
横断中歩行者の交通死亡事故の

約96% が

ロービームのようです。

 

あらかじめ、
ハイビームで遠くを
見通しておくことで
防げる事故は多い

ということが実証されています。

 

この勘違いをなくすことで
夜間に歩行者がはねられる
死亡事故を半減できる
というのも納得です。

 

外部リンク 『警察庁』ハイビームの上手な活用で夜間の歩行者事故防止

 

 

ビジネスにおいても、

勘違い を

少しだけ正すことで、
予想以上の効果が
発揮されることがあります。

 

たとえば、

経営者が考える利益

の概念と、

社員が考える利益

の概念

 

 

経営者は、

「利益」

と聞いても、

そこから
税金を払って、
借入金を返済して、
設備投資をして、

その上で残ったお金が
キャッシュの増加につながる
ことを知っています。

つまり、

利益から出ていくお金がある

ということを知っています。

 

一方、社員のうち大半は、

「利益」

と聞いて、

利益 = 残ったお金

と考えています。

どうしても、その言葉尻から
そういった印象を受けます。

それは仕方のないことです。

 

立場が違うことで、
受けとる情報量に差が生じ、
それが危機感のズレを生む
ひとつの要因

になっています。

 

たとえば、
会社で利益は出ても、
納税・返済・設備投資により
キャッシュがほとんど
残っていない場合はよくあります。

その場合でも、
社長はその事実を知っていますが、

社員は利益が出ているという
事実のみから、

会社にはお金がある

という判断をします。

 

この勘違いは
社員の想像力を
かきたてます。

これは、ほとんどの場合、
よくない方向へ向かいます。

 

社長と社員の利益の概念を合わせる

これだけで、
社員のお金に対する誤解が
ひとつなくなります。

 

 

この場合、
「利益」を例に挙げましたが、

社長と社員の情報量には
大きな差があります。

 

社員の勘違いによる
誤解を防ぐためにも、

まずは、

社長と社員の情報量の
ギャップを縮める

ことをお勧めします。

 

社長自らがこれを行うには
少し専門性が高すぎる場合には、

我々、キャッシュフローコーチに
お任せください!

 

そうすることで、
行動へのハードルが下がり、
取り組みやすくなります。

 

 

東條でした。

それでは、また明日!

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