今回は、”経営の第一歩”についてお話します。
よく知り合いの経営者の方から、次の相談を受けます。
「将来のお金が不安です。しかし、何をどうすれば良いのかわかりません。どうすれば良いですか?」
よくよく話を聞いてみると、その会社には顧問税理士がついているようですが、お金や経営については、まったく話をしないようです。
数ケ月に一度、担当職員が会社に訪問し、ちょっとした雑談をして資料を事務所に持って帰り、その後、「試算表」と「持って帰っていた資料」が郵送されてくるようです。
そんな状況では、”お金の流れ”が分からない・読めないのも無理はありません。
そこで、”経営の第一歩”
お金の流れを「見える化」することです。
「なんだそんなことか・・・」
いえいえ、超重要です!
おそらくその経営者は、「お金の流れが見えていなくて黒字」か「お金の流れが見えていなくて赤字」のどちらかなのは間違いありません。
「黒字」なのか「赤字」なのかは大きな問題です。
ただし、それと同じくらい
お金の流れが「見えている」か「見えていない」のかも重要な問題なのです。
①~④のどれに該当するでしょうか?
どこに該当するかによってその経営者の悩みも大きく異なります。
③、④の場合には、経営者はどうすれば効果的なのかがまったく分からない状況です。
最優先として、”お金の流れを「見える化」する”
これによって初めて具体的かつ効果的な対策が打てるのではないでしょうか?
「お金の流れを見える化する」ことも税理士の役割のひとつです。
もし、③、④に該当する場合は、まずは顧問税理士・担当職員に相談してください。
まずは、経営の第一歩目についてお話ししました。
お読みいただき、ありがとうございました。
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