「経理」は、「○○○○」のことです!

Vol.97

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士

東條です。

 

 

一般的に、

中小企業の社長は、

自分ひとりであらゆることを

やってみえる方が多いです。

 

例えば、

朝出勤して、

大量のメールに目を通して、

それぞれに丁寧に返信

 

営業はもちろん、

現場にでて作業をして、

帰ってきてから

事務作業

 

他のことなんかやってられない

ってくらい

忙しい社長は多いです。

 

 

そうなってくると、

やっぱり自分の負担を

減らしてくれるような

現場バリバリの

優秀な社員を雇いたいですし、

 

売上に課題がある会社であれば、

仕事をバンバンとってくる

優秀な営業を雇いたいです。

 

 

どのような社員を

雇いたいかは、

会社の状況に応じて

様々です。

 

 

しかし、なかなか

優秀な経理ができる社員を雇いたい

 

とは、ならないです。

 

ある程度の規模の会社になり、

経理業務に対して相当な負荷が

でてきたら話は別ですが、

 

一般的には、

「経理」の仕事については、

できるだけ低コスト

に抑えたい。

 

会社のお金や内部の情報を

管理することになるので、

ある程度信頼できる人であれば、

必要最低限の仕事を

してくれればオッケー!

 

というような社長が多いのでは

ないでしょうか?

 

 

経理の仕事は

どういう仕事があるかというと、

例えば、

・現金管理

・伝票の起票、整理

・請求書の発行

・取引先からの入金確認

・取引先への支払

・給与計算、支給

など、多岐にわたります。

 

 

 

一見すると、

これらの仕事は直接

売上を上げることに

つながるようには感じません。

 

 

だからこそ、

経理の仕事は

営業や現場の仕事に比べて

重要視されない部分もあります。

 

 

経理は雑用

のようなイメージが

あるのかもしれません。

(もちろん、実際はそうではありません)

 

 

しかし、

経理は、「経営管理」の略語

です。

 

経営を管理する仕事です。

 

こう聞くと、

めちゃくちゃ重要な仕事に

聞こえませんか?

 

 

例えば、

洋服の製造販売会社の

経理担当者が

ただ、売上の合計を

集計するだけでなく、

 

取引先別の売上や

商品別の売上、

それに加えて、さらに

サイズ別、カラー別の売上を

数字やグラフでまとめられたら

どうですか?

 

もっというと、

そういった情報を過去3年分

まとめたり、

客層毎に分析したり、

社長が欲しい様々な情報を

もってくる社員なら

いかがでしょう?

 

 

こうなってくると

その情報を活用することで

十分、売上アップに貢献できます!

 

 

 

「会社の経営に活かす」

という意図をもって作られた資料

です。

 

必要に駆られて

会社の試算表を作るための

ものでもありませんし、

税金計算用に作成する

資料とはまったく違います。

 

 

会社の未来に活かすことが

できる情報です。

 

 

 

材料の仕入れや

毎月の固定費についても

同じです。

 

 

いつ、どこから、何を

いくつ、いくらで仕入れて、

どの商品にどれくらいの

ロスがでて、

 

といった詳細な情報があれば

原因もピンポイントに把握できます。

 

 

情報をまとめ、

「見える化」し、

それを活かすことで

コストカットの可能性は

十分あります。

 

 

 

経理が日々コツコツ

作業している仕事には

お宝情報が山のように

眠っています。

 

 

 

それを十分に活用できるか

できないかは、

経理担当者

ではありません。

 

 

社長自身が、

そのことを十分理解し、

経理担当者に

伝える必要があります。

 

 

はじめは、経理担当者は困る

かもしれないですよね。

 

 

経理担当者
おいおい、また社長から無茶振りがきたよ・・・

 

 

だからこそ、

そういったときに、

顧問税理士を活用してください。

 

社長
~~~こういう理由で、経理担当者に無茶振りをしたが、何とか力を貸してくれないか?

 

そういう話であれば、きっと

あっさり断る税理士も

少ないですよ。

 

責任は持てませんが・・・💦(笑)

 

 

 

東條でした。

それでは、また明日!