なぜ強者は弱くなるのか?〜マンチェスター・シティ4連敗から考える組織の危機〜

いつもありがとうございます。

二代目社長専門税理士
東條です。

 

プレミアリーグの王者マンチェスター・シティが、
前代未聞の危機に直面しています。

 

 

国内リーグ4連敗

公式戦7試合未勝利(1分6敗)

 

そして、試合中の選手同士の口論。

 

キャプテンの声かけにも反応しない選手たち。

 

 

欧州サッカーファンの僕にとって、
予想もしていない展開です。

 

 

しかし、ここ数日この類の記事を読みながら、
ふと気づいたことがあります。

 

これって、典型的な

「成功企業の衰退」のプロセス

ではないでしょうか?

 

 

シティは過去4シーズン、
圧倒的な強さで連覇を達成してきました。

 

 

 

しかし、その「成功体験」が、
今、彼らの足かせになっていうのかもしれませんね。

 

 

これは、ビジネスの世界でもよく見る光景です。

1. 成功体験による慢心
2. チーム内のコミュニケーション不全
3. 危機意識の欠如
4. パフォーマンスの低下
5. 組織の分断

 

特に気をつけたいのが、

「緊迫感の喪失」

です。

 

 

「緊迫感が欠けると、注意力も欠ける」

 

これは本当に重要な指摘です。

 

 

経営においても、
この

「緊迫感」

 

 

非常に大切です。

 

 

では、こういった状況を打開するには、
どうすればよいのでしょうか?

 

考えられるのは、次の3つのアプローチ

 

1. 原点回帰
・基本的なことの徹底
・成功を生んだ土台の再確認
・組織の存在意義の共有

 

2. コミュニケーションの再構築
・本音で語り合える場の創出
・相互理解と信頼関係の回復
・共通目標の設定

 

3. 新たなチャレンジの設定
・現状を打破する目標設定
・全員参加型の改革
・成功体験からの脱却

 

 

特に重要なのは、

「原点回帰」

ではないでしょうか?

 

 

なぜ、自分たちはここにいるのか?

何のために戦っているのか?

誰のために頑張るのか?

 

この基本的な問いに、もう一度向き合う必要があります。

 

 

マンチェスター・シティにとって、
この7試合未勝利という危機は、
むしろチャンスかもしれません。

 

なぜなら、この危機を乗り越えることで、
より強固な組織になれる可能性があるからです。

 

 

僕自身、たまに考えてしまいます。

 

「成功体験の罠」

に陥っていないか。

 

 

時には、このような危機こそが、
組織を進化させるきっかけとなるのでしょうね。

 

 

プレミアリーグにおける

ダントツの優勝候補の失速

 

この危機を乗り切ることで、
リーグ自体が、もっともっと面白くなってくれるでしょう。

 

 

 

東條でした。
それでは、また明日!