いつもありがとうございます。
二代目社長専門税理士
東條です。
以前からたまに記事にしていますが、
私は、将棋という古くて新しい
知的対決に魅了されてやみません。
古くて新しい
将棋について、
ほんとにそのワードがぴったりだなと考えています。
どういうことかというと、
ここまで
AI前と
AI後で、
スタイルが変化した文化やスポーツはありますか?
AIにより、
棋士自身に変化
が迫られ、
観戦スタイル
も大きく変わりました。
ここでは、AIによる
「棋士自身の変化」について記事にしたいと思います。
※AIによる「観戦スタイルの変化」についても記事にしています。
AI登場前の将棋界では、
プロ棋士の価値は
「最善手を見つける能力」
にありました。
長年の経験と研鑽によって培われた
直感的な読みの深さが、
その棋士の実力を決定づけていたのです。
しかし、AI登場後の世界では、
状況は大きく変化しました。
例えば、かつてプロ棋士たちは、
と言っていた局面でも、
AIは瞬時に評価を示すことができます。
これは、プロ棋士の役割が失われたことを
意味するのでしょうか?
いいえ、むしろ逆じゃないでしょうか?
AIの登場により、プロ棋士の役割は
AIと対話しながら、より深い戦略を見出す
という、新たな次元に進化したのです。
具体的には、
1. 戦略的思考の深化
・AIの示す評価値を読み解く
・複数の選択肢の本質的な違いを理解する
・長期的な展望を持った判断を行う
2. 解説の質的向上
・AIの客観的分析と人間の直感を統合
・より深い局面理解の提供
・観戦者への新たな気づきの提供
3. 創造的な研究
・AIの発見を基にした新戦法の開発
・従来の定跡の再評価
・新たな将棋観の確立
ここから、ビジネスへの重要な示唆が得られます。
AIの台頭は、人間の価値を奪うのではなく、
むしろ人間にしかできない創造的な役割を
より際立たせる可能性があるのです。
これは、私たち税理士の世界でも同じです。
どんなにAIによる自動化が進んでも、
経営者によるAIとの深い対話や
創造的な問題解決の重要性は、
むしろ増していく
ことになります。
結局のところ、AIは
「道具」
なのです。
その道具をどう使いこなし、
どんな価値を生み出すのかは、
やはり人間の創造性にかかっています。
AI時代を生き抜くためのキーワードは、
「共生」と「創造」
なのかもしれませんね。
東條でした。
それでは、また明日!
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