迷わないAI活用法 ~ 経営計画を確実に進める5つのステップ~

いつもありがとうございます。

二代目社長専門税理士
東條です。

 

最近、AIにどっぷりハマっている
東條ですので、

当然のことながら、
お客様のところに訪問しては、
必ずAIのことを熱弁してしまいます。

 

自分ひとりで先走っている感が否めないので、

 

東條
客観的にみるとイタイ感じなのかも…

 

とか思いながらも、
この熱は止まりません(T_T)

 

 

そんなAIの話しばかりしているためか、
最近では、AI活用に関する相談が立て続けにあります。

 

経営者
「AIをうまく活用して、計画を立てていきたいけど…」

 

経営者
「具体的にどう進めればいいのか分からなくて…」

 

 

 

そこで今回は、私が実践している
『AIを活用した計画立案の5ステップ』
をお伝えしたいと思います。

 

 

[Step1: 目的の明確化]

[Step2: データの準備]

[Step3: AIツールの選定]

[Step4: シナリオ作成]

[Step5: 実行・検証]

それでは、各ステップについて詳しく見ていきましょう。

 

 

■Step1:目的の明確化

AIは万能ではありません。
むしろ、

目的が曖昧だと迷走する原因

になります。

 

具体的なチェックポイントは以下の3つです:

1. 何を達成したいのか
2. いつまでに実現するのか
3. 成功の定義は何か

例えば、「売上を上げたい」は曖昧すぎます。
「来期第2四半期までに既存顧客の受注単価を20%向上させる」
というように、具体的に設定することが重要です。

 

 

■Step2:データの準備

AIの精度は、入力するデータの質に大きく左右されます。

必要なデータの例:
– 過去の実績データ
– 市場動向データ
– 顧客データ
– 競合情報
– 社内リソース状況

ここでのポイントは、データの「鮮度」と「粒度」です。

古すぎるデータや、粗すぎる集計データでは
AIは正確な予測ができません。

 

 

■Step3:AIツールの選定

目的とデータに応じて、適切なAIツールを選びます。

主なツールの例:
– ChatGPT:アイデア出しや文章作成
– BIツール:データ分析や可視化
– 需要予測AI:売上予測や在庫管理
– RPAツール:業務自動化

重要なのは、「使いこなせるツール」を選ぶこと。
高機能すぎても使いこなせなければ意味がありません。

 

個人的には、今のところ
「業務自動化」を除いては、

Claude

という、AIで全て賄えると考えています。

 

 

■Step4:シナリオ作成

AIの出力結果を基に、実行可能な計画に落とし込みます。

ここでのポイント:

1. 複数のシナリオを用意
2. リスクの洗い出し
3. 必要なリソースの確認
4. マイルストーンの設定

「AIが示した最適解」を鵜呑みにせず、
現場の実情を加味したシナリオづくりが重要です。

実はAIについては、
ストーリーや物語の作成も超得意分野です。

 

適切なデータと指示で、

シナリオ作成のクオリティも大幅アップ

間違いなしです。

 

 

■Step5:実行・検証

計画を実行しながら、定期的に検証・修正を行います。

具体的なアクション:

1. 週次での進捗確認
2. 月次での結果検証
3. KPIの見直し
4. 必要に応じた計画修正

実行段階でも引き続きAIを活用し、
データに基づいた意思決定を心がけましょう。

 

 

ここまでが5ステップの概要ですが、

最も重要なのは

 

「AIに振り回されないこと」

 

 

AIはあくまでもツール。
最終的な判断は、経営者である皆さまが
行う必要があります。

 

特に二代目経営者の皆さまは、
先代から受け継いだ経営の知恵と、
最新のテクノロジーを
うまく組み合わせていく必要があります。

 

このAI活用の5ステップは、
二代目経営者の皆様にとって、

「伝統」と「革新」を両立させる絶好の機会

となるはずです。

 

 

ぜひ、小さな領域から始めて、
徐々に範囲を広げていってください。

 

完璧を求めすぎず、トライ&エラーを重ねながら、
自社に合ったAI活用の形を見つけていきましょう。

 

 

東條でした。
それでは、また明日!