いつもありがとうございます。
二代目社長専門税理士
東條です。
昨日、あるクライアントから
ご相談をいただきました。
ChatGPTは入れたものの、なんだか使いこなせている気がしなくて…
実は、これはかなり本質的な質問なんです。
AIブームの中、
「とりあえずAI」
で終わっていませんか?
今日は、経営者の視点から、
AIの本質的な活用法についてお話しします。
■AIは最強の「部下」である
AIは「打ち出の小槌」ではありません。
むしろ、
「最強の部下」
でなんです。
皆さん、こう考えてみてください。
AIとは…
・アインシュタインが、
・24時間365日使い放題
・しかも即レス
・退職リスクなし
・パワハラの心配なし
・超低コスト
まさに史上最強の部下やん
使うっきゃないっしょ
■PDCAが激変する
さて、突然ですが、
皆様ご存知、PDCAサイクル
P・・・Plan(計画を立てる)
D・・・Do(実行する)
C・・・Check(検証する)
A・・・Action(改善する)
いまさら感がありますが、
あえてお伝えしています。
それはなぜかというと、
今後、この
PDCAサイクルがめちゃくちゃ変わる
からなんです。
どう変わるかって
次のように変わります。
PDCAの内、
とくに
【D(実行)】
部分が激変します。
【具体例】で解説します。
1. カスタマーサービス
・24時間自動応対
・FAQ自動回答
・問い合わせの自動振り分け
2. 在庫管理
・AI需要予測よる自動発注
・倉庫ロボットによる入出庫
・ドローンによる自動棚卸
3. 品質管理
・AI画像認識による自動検査
・リアルタイム異常検知
4. マーケティング施策
・個別化レコメンド
・最適タイミングでの自動配信
5. 経理業務
・請求書の自動読取
・自動仕訳
・伝票の自動起票
などなど
上記1.~5.については、
すべてPDCAでいうところの
「Do(実行)」部分です。
AIによって、
この
「Do(実行)」部分の作業が大幅に削減
されることとなります。
■人間に求められる新しい能力
AIによって「D(実行)」が自動化される一方で、
P(Plan):戦略立案
C(Check):結果検証
A(Action):改善施策
これらは依然として人間の領域です。
つまり、私たちに求められるのは、
「AIを使いこなすための PCA力」
なのです。
■実践のポイント
1. 計画力(P)の強化
・市場を見る目を養う
・戦略的思考を磨く
2. 検証力(C)の向上
・数値分析力
・課題発見能力
3. 改善力(A)の育成
・創造的な問題解決力
・柔軟な発想力
AIは、決して私たちの仕事を奪うものではありません。
むしろ、私たちの能力を最大限に引き出してくれる
最高のパートナーなのです。
さあ、明日から、この「最強の部下」を
使いこなしていきましょう。
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
東條でした。
それでは、また明日!
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