お金とビジョンは連動しています!

Vol.73

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士

東條です。

 

 

社長

とりあえず、会社には安定的に
回るだけのお金があればいいんです。

会社には余分な資金は必要ありません。

どうせなら、できるだけ
個人へお金を回したい
んです。

 

 

以前、こういった相談を受けました。

 

 

会社にはある程度の資金が
確保できていれば、
後は個人へお金を回して
個人の生活を充実させたい。

 

これは、ある意味
当たり前のことかもしれません。

 

例えば、会社で利益が出て、
税金が出そうになった
タイミングで、

決算賞与を支払うとか。
(役員さんには難しいですが・・・)

 

役員報酬を多く支払って
個人へお金を回していくとか。

 

何とか節税をして
会社の負担を減らしながら、
個人へお金を回します。
(もちろん、個人で課税されます。)

 

同時に、
あらゆる節税対策を
実施し、

会社の税金を
極限まで減らします。

 

 

節税をして
会社として無駄な税金を払わずに

出来る限り、
個人へお金を回したい

 

こう考えるのは
当たり前かもしれません。

 

 

ただし、これは

会社のビジョンが なければ・・・

の話です。

 

昨日の記事で、
会社の貯蓄の目的は
主に2つ

というお話をしました。

 

 

詳しくはコチラ☟

 

 

将来への投資
のための貯蓄

万一の備え
のための貯蓄

 

 

これらのうち、
万一の備え

については、
どの会社も必要です。

 

天災、人災、得意先の倒産など、
不測の事態が生じた場合の
売上、利益減少リスクへの備え

 

これをやっておくのは、

経営者としての義務

なのかもしれません。

 

すぐにはできなくても
少しずつ、

会社の成長に応じ、
万が一の場合でも
社員たちを守れる
体制を作っておくのは
不可欠です。

 

 

一方で、

将来への投資
のための貯蓄

つまり、
自社のビジョンを達成するために必要な
設備投資、人材投資などへの備え

 

これは、
会社にビジョンがなければ
一切必要ありません。

 

将来のお金の使い道がありませんから、
会社にお金を貯める必要もなく、

必要以上の利益を
出す必要もありません。

 

万一の場合に対応できるくらいの
キャッシュがあれば、

会社として負担にならない
程度の納税をし、
後は個人へお金を回せれば
それで問題はありません。

 

けれど、

それでいいでしょうか?

 

これからの時代、

現状維持を目指せば、
必ず右肩下がりです。

 

根拠のある目標を設定し、
そこに向かい
社員一丸となって
行動して

ようやく、
業績が上向いてきます。

 

 

会社の方向性が定まらず
モヤモヤしている方は、

今の想いを
吐き出してみてはいかがでしょう?

 

自分ひとりで抱え込んでも
いいことはありません。

 

今の想いを吐き出すことが

新しいスタートの
キッカケになります。

 

 

東條でした。

それでは、また明日!