Vol.129
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東條です。
大谷翔平選手
メジャーリーグのほぼ全球団が
獲得に名乗りを上げていましたが、
ロサンゼルス・エンゼルス
への入団を決めています。
ここ最近、
大谷選手が、
花巻東高校時代に書いた
”未来予想図”が
話題になっていますね。
高校を卒業する18歳以降、
42歳までの25年間の目標を
1年ごとに細かく記述しています。
18歳 MLBチームに入団
19歳 英語をマスター、3Aに昇格
20歳 メジャーに昇格、15億円稼ぐ
21歳 先発ローテーション、16勝
22歳 サイ・ヤング賞獲得
23歳 WBC日本代表入り
24歳 ノーヒッター達成、25勝
25歳 世界最速175キロを投げる
26歳 ワールドシリーズ優勝、結婚
27歳 WBC日本代表入り&MVP
28歳 長男誕生
29歳 2度目のノーヒッター達成
30歳 日本投手で最多勝
31歳 長女誕生
32歳 2度目のワールドシリーズ優勝
33歳 次男誕生
34歳 3度目のワールドシリーズ優勝
35歳 WBC日本代表入り
36歳 奪三振記録を樹立
37歳 長男が野球を始める
38歳 成績が下降、引退を考え始める
39歳 翌シーズンでの引退を決断
40歳 最後の登板でノーヒッター達成
41歳 日本に帰国
42歳 アメリカの野球システムを日本で紹介
こういうのを見ると、
彼がなぜ、ブレずに
熱心に真面目に
野球に取り組んでいるのかが
よく分かります。
なんか、大谷選手がこういうことを
書いていたら、
すべて事実になりそうですね。
大谷選手の
”未来予想図”
ビジネスでいうところの
長期経営計画
です。
会社経営においても、
短期経営計画を立てる前に
中・長期経営計画を立てます。
一般的には、経営計画は、
大きく3つに区分できます。
長期経営計画・・・10年
中期経営計画・・・3年~5年
短期経営計画・・・1年
中・長期経営計画は
ローリングプランで作成すべき
と言われます。
毎年の環境変化を考慮して計画を見直し、必要な改定を行う方法
メリット・・・毎年改訂することによって、計画の現実性が高まる
デメリット・・・定期的に改訂するため、努力目標としての機能が低下する
とくに長期経営計画なんて、
10年も先の話です。
そんなもの、分かるはずも
ありませんし、
計画通りに行くなんてことも
まずありません。
だからこそ、
長期経営計画は、
「理想」であったり、
「仮説」であったりします。
つまり、
前提条件である経営環境に
変化が生じれば、
その都度、計画も変わっていきます。
なので、
中・長期経営計画通りに
行かなくとも
臨機応変にどんどん改訂していく
べきです。
大谷選手
この年表の一番初め
18歳でMLBチームに入団
とありますが、
日本ハムの
猛プッシュもあり、
日本ハムに入りましたからね。
これでスタートからいきなり
ズレが生じてます。
ただ、大谷選手自身が
日本ハムの栗山監督たちの
説得の中から、
確実に近道になる何かが
見えたんでしょう。
おそらく、
今現在の短期的な方針転換が、
長期的にみると効果的だと
本人が感じたんでしょうね。
自分の中に軸があるから、
方針転換しても
また自分の筋書きに
簡単に戻れるのではないでしょうか?
中・長期経営計画が
あることで、
短期経営計画が
リアルになります。
それにより、
短期的な行動計画の
実現可能性が高まります。
環境に適応する経営を
習慣化させるためにも、
短期経営計画を立てる前に
中・長期経営計画を立てましょう。
東條でした。
それでは、また明日!
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