経営計画は何のために立てますか?

Vol.108

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士

東條です。

 

 

 

 

入るを量りて出ずるを制す
(イルヲハカリテイズルヲセイス)

 

まずは収入をよく見定めてから

それに応じた支出をする

という意味です。

 

 

一昨日訪問したクライアントの

社長から教えてもらいました。

 

 

実は結構有名な格言ようですが、

この仕事をしていながら

初めて聞きましたので、

調べてみました💦

 

 

儒学の聖典である四書五経のうち、

礼記に記されている

「財政の心構え」です。

 

 

実際は、

五穀の収穫をすべて終えた年末に

その国の経済規模や

毎年の収穫量を考えたうえで、

向こう三十年間の平均収入に

基づいて費用を定める

 

ということのようです。

 

 

つまり、

年末の時点で、

来年の収穫量の見込みを考え、

その収入に基づいた

来年の費用を定める

 

ということです。

 

 

こういうことが

当たり前のように

昔から行われていたんですね。

 

現代でいうところの

 

経営計画

 

みたいなものです。

 

 

現代より、はるか昔から

計画立てた事業運営が

なされてきていたんですね。

 

 

世界中の情報格差がほとんど

なくなってきている

現代社会です。

 

昔以上に、

経営計画を策定することに

意味があります。

 

 

経営計画を立てることは重要

と頭では理解していても、

やり方が分からなかったり、

面倒くさいことだから

後回しにしてしまったり

しがちです。

 

 

 

 

カンに頼った経営には

限界があります。

 

社長ひとりの会社でしたら

それでもいいですが、

 

社員もある程度増えてきた

成長期の会社では、

社長のカンだけを頼りにしていると

社員側から見ると

社長が何を考えているか

よく見えません。

 

 

会社の方向性が分からないので、

社員側も自分達で何をしたら

会社に貢献できるのか

分からないんですね。

 

 

自分の役割すら

分からなくなってきます。

 

 

自分が働いている会社の

ビジョンや経営計画に

乗っかることで、

社員自身の夢や目標に近づくことができる

 

こういう組織は

理想的ですね。

 

 

会社のゴールと社員のゴールがリンクする

ことが起これば、

そんなに心強いことはないですよね。

 

 

経営計画を立てることで

たくさんのメリットがありますが、

 

それを社員と共有することで

さらなるメリットが発生します。

 

 

経営計画の立て方が分からないとか、

そんなの面倒くさいという方は、

一度、顧問税理士にご相談されてみては

いかがでしょう?

 

 

東條でした。

それでは、また明日!