明けましておめでとうございます!!
二代目社長専門
税理士 東條です。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
2024年、日本の経済環境は大きく変化しています。
AI技術の急速な進化、SDGsへの取り組み加速、
そして働き方改革の本格化。
こんな時代だからこそ、
改めて考えさせられるのが「二代目社長の役割」です。
私がこの業界に入った当初、
正直なところ
二代目の社長って羨ましいなぁ!
と思っていました。
楽して会社に入れる
自動的にポストが上がる
今の社員もいずれは自分の部下になる…
今考えると、なんて浅はかな考えだったのでしょう。
(反省です💦)
しかし、長年この仕事をして、
多くの二代目社長と関わる中で、
僕の考えは180度変わりました。
二代目社長の方が創業社長より大変じゃね?
そう強く感じるようになったのです。
(ここからは一般論です。私見も入っています)
創業社長は、そのカリスマ性と行動力で、
社員や取引先など自然と人がついてくるケースが多いですよね。
一方、二代目社長は…
- 創業社長の遺産を受け継ぐ責任
- 得意先やスタッフとの関係
- 長年培われた組織文化
- ブランドイメージ
- 時代の変化への対応
- DXの推進
- SDGsへの取り組み
- 新しい働き方の導入
- 常に比較される重圧
- 「やっぱりな」と言われないプレッシャー
- 業績を落とせない責任
- 多様なステークホルダーとの調整
- 創業社長の意向
- 古参社員の意見
- 若手社員の期待
これらすべてに対応しながら、自分の色を出していく。
相当なメンタルの強さが必要ですよね。
考えただけでゾッとします (_😉
しかし、ピンチはチャンス。
二代目社長だからこそできることもあるのです。
二代目社長の多くは総合力に長けている
そこで、僕からのアドバイスです。
- 長期的視点でのビジョン構築
- 5年後、10年後の会社の姿を描く
- SDGsやESG投資を意識した経営戦略の策定
- 段階的な変革
- DX推進チームの立ち上げ
- 新しい働き方のモデル部署の設置
- オープンなコミュニケーション
- 定期的な全社ミーティングの実施
- 社内SNSなどを活用した双方向のコミュニケーション
- 自己研鑽の継続
- 最新のマネジメント理論の学習
- 他業種との交流による視野の拡大
いきなり全てを変えようとすると、
必ず歪(ひずみ)が生まれます。
まずは、
会社のビジョンを明確にし、
会社の進むべき道筋をはっきりさせる
ところから始めませんか?
2024年は、二代目社長の真価が問われる年です。
皆さんの奮闘を心から応援しています。
東條でした。
それでは、また明日!
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