いつもありがとうございます。
二代目社長専門税理士
東條です。
うちの娘が気付けは中3になり、
いよいよ高校入試が迫っています。
そんな娘が、ある高校の
「特色選抜」
という制度を活用して、
高校入試にチャレンジすることになりました。
特色選抜とは、生徒の
「個性」や「得意分野」を重視する入試制度です。
学力テストの点数だけでなく、
・部活動の実績
・資格・検定
・生徒会活動
・ボランティア活動
など、様々な観点から生徒を評価します。
学業以外の部分で、
しっかり評価してもらえる制度があるのは、
子供達本人にとっても、
その親御様にとっても、
とても素晴らしいことですね。
エントリーシートについても、
「活動実績」「これまでの活動状況と今後の活用予定」「志望動機」「自己PR」
など、自分自身の想いや考えを
存分にアピールできる機会があります。
とくにうちの娘の場合はスポーツに打ち込んできましたが、
スポーツは残酷です。
「ゼロか百か」の世界
中途半端な結果では、
なかなか認めてもらえません。
プロになれなければ、
これまでの努力を
正当に評価してもらえる機会は
限られてきます。
その中で、
結果だけでなく
プロセスも評価
してもらえる「特色選抜」の制度は、
学業以外に打ち込んできた子供たちにとって、
大きな希望となります。
このアプローチは、
企業経営にも重要な示唆を与えてくれます。
■特色選抜から学ぶ3つの経営の視点
1. 多面的な評価の重要性
従来型の学力テストだけの評価は、
企業で言えば
「売上至上主義」
のようではありませんか?
一方、特色選抜は
「バランススコアカード」的な発想です。
財務指標だけでなく、
・顧客満足度
・業務プロセスの効率性
・多角的な実績
・歩んできた経験値
・成長意欲
・人間的魅力
・企業への忠誠心
これらは、意識的に見ようとしないと
見逃しがちな部分です。
組織として、
こういった部分によりフォーカスし、
多角的な視点での人材評価
が大切ですね。
最近では、
「ソーシャルキャピタル(人的資本)」
と言いますが、
これらを軽視すると、
重要な人材の流出につながったり、
顧客サービスのクオリティ低下を
招いたりします。
2. 個性の活かし方
特色選抜は「その生徒ならでは」の強みを評価します。
組織としても、
社員一人一人の個性を活かせる
仕組みづくりが重要です。
例えば、
- 自己理解を深める
- 強みを活かす具体的な方法を落とし込む
- 周囲との関係構築
- キャリア開発を促す職場環境の創出
など、具体的に目的意識を持ちながら
仕組みづくりをしていく必要があります。
3. 将来性への投資
特色選抜は、現時点の実力だけでなく
「伸びしろ」も評価します。
企業経営でも、
短期的な成果だけでなく、
・人材育成
・研究開発
・組織文化の醸成
など、将来への投資が欠かせません。
これらを総合的に形にしてくのは、
ものすごく難しいように感じますよね。
だからこそ、その第一歩として
次の提案をさせていただきます。
まずは人材の特性を知ること
これはものすごく大事なことだと考えています。
・それぞれのメンバーの強みは?
・思考行動の特徴は?
・適材適所の人材配置は出来ている?
・弊社に必要な人材は?
これらの要素で、
プロジェクト自体の成功率を
大きく変化する可能性すらあります。
めちゃくちゃ大事なんです。
けど多くの会社が結構
感覚
でやっています。
確かにこの部分、
「論理的」だの「ロジカルに」だの
煩わしいですよね。
そこで、活用したいのが、
「効き脳診断」
私が「チームビルディング」を学んだ際に、
一番最初に学ぶ項目です。
ちなみに、私のチームビルディングの師匠は
こちらの石見大先生になります!
チームビルディングコンサルタント石見幸三公式ホームページ[/blogcrd]
効き脳診断とは?
AIの「perplexity」先生に聞いてみました。
以下、回答です。
—–
効き脳診断は、
個人の思考特性や行動パターンを科学的に分析するツールです。
この診断は、大脳生理学に基づく
「ハーマンモデル理論」
を基礎としており、
世界中で200万人以上が利用している信頼性の高い手法です。
診断では、脳を4つの領域
(A:論理・理性脳、B:堅実・計画脳、C:感覚・友好脳、D:冒険・創造脳)
に分類し、
それぞれの優位性を測定します。
約40項目の質問に答えることで、
個人の思考特性が可視化され、
4つの領域のバランスが図や数値で表現されます。
効き脳診断の主な特徴と利点は以下の通りです:
1. 個人の強みと弱みを客観的に把握できる
2. チーム内のコミュニケーションギャップを理解し、改善できる
3. 適材適所の人材配置や効果的なチームビルディングに活用できる
4. 自己理解を深め、キャリア開発に役立てられる
5. 採用や人材育成に活用できる
重要な点として、
効き脳診断は個人の能力の優劣を評価するものではなく、
それぞれの特性を活かすためのツールです。
効き脳診断を活用することで、
個人やチームの潜在能力を最大限に引き出し、
組織全体のパフォーマンス向上につながることが期待できます。
この、効き脳診断
と考えていらっしゃる経営者にとっては、
非常に取り組みやすい手段です。
まずは、御社の人材について
「知る」
ことから始めませんか?
・思考の特性
・強みと弱み
・得意なタスク、不得意なタスク
・仕事のスタイル などなど
クリエイティブな仕事には、
色んな特性の人材が必要で、
全員の
「協働」
が必要です。
もちろん、この診断だけに囚われてしまえば
本末転倒ですので、
この診断と会社の評価基準などの指標とを
クロスして考えることが必要になります。
「特色選抜」と「効き脳診断」
そして「企業経営」
一見、別々の話に見えるかもしれません。
でも、その本質は同じです。
それは
ひとつの物差しではなく、多様な視点から人の可能性を評価する
という考え方
これからの時代、
企業が持続的に成長していくためには、
従業員一人一人の個性や強みを
最大限に活かせる組織づくりが不可欠です。
その意味で、効き脳診断は、
単なる診断ツールではなく、
・人材配置の最適化
・チーム編成の効率化
・個人の成長支援
・組織全体の生産性向上
を実現する、
経営者にとっての重要な羅針盤となるのです。
皆さんも、自社の人材評価や育成に、
効き脳診断の視点を取り入れてみてはいかがでしょうか?
東條でした。
それでは、また明日!
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