制約は可能性の源泉 ~次男のサッカーから学んだビジネスの本質~

いつもありがとうございます。

二代目社長専門税理士
東條です。

 

 

昨日、次男のサッカーの練習を見ていて、
ふと考えさせられることがありました。

 

制約があるからこそ、面白い

 

 

まだ年長さんなので、練習中、
つい手でボールを触ってしまう子もいます。

 

当たり前ですよね。

手を使えば、ずっと簡単にボールを
コントロールできるんですから。

 

でも、サッカーのルールは明確です。

 

「手でボールを扱ってはいけない」

 

 

サッカーのルールって、よく考えてみると
かなり不自由ですよね。

 

「サッカー競技規則」で
詳細に定められています。

 

 

まとめると、こんな感じです。

 

身体的接触に関する制限

  • タックル: ボールを奪う前に相手選手に接触するタックルは反則となります。
  • ホールディング: 相手選手の体やユニフォームを掴むことは禁止されています。
  • プッシング: 相手選手を強く押すことは反則です。
  • トリッピング: 足や体を使って相手を倒したり、つまずかせたりすることは禁止されています。
  • ジャンピングアット: 相手選手に飛びかかる行為は反則です。
  • ストライキング: 相手選手を殴る、または殴ろうとする行為は禁止されています。

ボール扱いに関する制限

  • ハンドリング: フィールドプレーヤーが故意に手や腕でボールに触れることは禁止されています。
  • ゴールキーパーのボール保持: ゴールキーパーが手でボールを6秒以上保持することは反則です。

その他の制限

  • オフサイド: 攻撃側の選手が、ボールよりも相手ゴールラインに近い位置にいる状態でパスを受け取ることは制限されています。
  • 不正行為: スポーツマンシップに反する行為、例えば相手に唾を吐きかける行為(スピッティング)は禁止されています。
  • シミュレーション: 相手との接触を装って転ぶなど、オーバーな動きや演技で相手のファウルをもらおうとする行為は反則です。

これらの制限に違反した場合、状況に応じて直接フリーキック、間接フリーキック、警告(イエローカード)、退場(レッドカード)などの罰則が与えられます

 

 

実は、この制約が重要なんです。

 

この「制約」があるからこそ、
子供たちは少しずつ工夫を始め、
新しいスキルを身につけていく。

 

 

これって、ビジネスでも同じことが
言えるんじゃないでしょうか?

 

 

 

 

よく経営者の方から、こんな声を聞きます。

 

経営者
資金がないから新規事業に踏み切れない

 

経営者
人手不足で営業活動が制限される

 

経営者
いいアイデアが浮かばなくて価格競争に巻き込まれる

 

 

 

でも、考え方を変えてみませんか?

 

 

その「制約」こそが、
あなたのビジネスを面白くする
可能性を秘めているんです。

 

 

 

例えば、

1. 資金がない
→コストを抑えた独自のビジネスモデルを開発するチャンス
→クラウドファンディングなど新しい資金調達方法にチャレンジ

 

2. 人手不足
→業務の効率化・自動化を進めるきっかけ
→本当に必要な業務の見直しのチャンス

 

3. 価格競争
→価格以外の価値を創造するチャンス
→独自のブランドポジションを確立する機会

 

 

制約があるからこそ創意工夫が生まれる

制約があるからこそイノベーションが起きる

 

 

むしろ、すべての制約がない状態って、
経営者の腕の見せどころがないですよね。

 

 

 

思い返せば、
多くの革新的なビジネスは、
様々な制約の中から生まれてきました。

 

ユニクロの柳井社長も
アマゾンのジェフ・ベゾスも、
最初から潤沢な資金があったわけじゃない。

 

彼らは制約を楽しみながら、
新しいビジネスの形を創り出してきたんです。

 

 

だから、制約に直面したとき、

「できない理由」を探すのではなく、

「どうやったらできるか」

を考えてみませんか?

 

 

そこに、ビジネスの醍醐味があり、
経営者としての成長があるはずです。

 

 

 

私たち税理士も、
様々な制約の中で
クライアントの課題解決に
チャレンジしています。

 

それは時に難しく、
時に厳しい道のりかもしれません。

 

でも、その「制約」があるからこそ、
仕事が面白い。

 

 

そう感じながら、
日々の業務に向き合っています。

 

 

明日から、あなたも
制約を「制限」ではなく、
「可能性」として捉えてみませんか?

 

きっと、新しいビジネスの地平が
見えてくるはずです。

 

 

 

東條でした。
それでは、また明日!