監督の納得がいかない理由

Vol.262

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門

キャッシュフローコーチ®/税理士

 

東條です。

 

 

昨日、前サッカー日本代表監督

ハリルホジッチ監督の

会見が行われましたね。

 

ハリルホジッチ監督も

言いたいことが

めちゃくちゃあるみたいです。

 

 

監督解任となった以上、

何らかの確執があるのかも

しれませんが、

 

やっぱり、ワールドカップ直前での

解任劇は、悲しいものがあります。

 

 

 

 

1.テストマッチで結果がでなかったこと

 

2.選手間でのコミュニケーションが

うまく取れていなかったこと

 

 

主にこのふたつが解任の理由のようですが、

 

 

個人的には、

ハリルホジッチ監督には

ものすごく同情してしまいます。

 

 

ワールドカップ出場という

最低限の目標は達成し、

 

その後は、

協会もハリルホジッチ監督も

いかにワールドカップで

結果を残すかにシフト

していたんだろうと想像します。

 

 

その過程で、

協会が、せめてハリルホジッチ監督に

ある程度のノルマを課しておくとか

テストマッチの戦い方の

基準を伝えておくとか

 

そういうものが必要だったんじゃ

ないかなと思うんですね。

 

 

3月に行ったヨーロッパ遠征ですが、

協会とハリルホジッチ監督とで

捉え方に差がありました。

 

 

協会は、結果が出ていないことを

監督解任の理由のひとつにあげている以上、

結果を残してほしかったわけです。

 

 

一方、ハリルホジッチ監督は、

もちろん、結果は欲しかったでしょうけど、

各々の選手のテストにも

徹していた様子です。

 

 

この判断基準のズレ

後々、遺恨を残すことに

つながっています。

 

 

ここでの問題は、

協会が、このテストマッチでの結果を

重視することを

監督に伝えていなかったことです。

 

協会がなんとなく自分の中で

判断基準をもうけて、

それに達していないから解任

 

これって、筋が通っている

気がしないんですね。

 

 

 

ハリルホジッチ監督が

納得しないのも分かります。

 

 

 

会社においても

同じことがありませんか?

 

 

社長は、社員に

評価の基準を伝えておくことが

必要です。

 

すべてを伝えておく必要はありませんが、

ある程度の基準は伝えておかないと、

社員に納得感が生まれないんですね。

 

 

今回のような

解雇という話だけではなく、

昇給や決算賞与の分配にも

つながってきます。

 

 

会社にもたらす利益だったり、

残業時間、仕事の効率化

 

本人の働き方、行動など

 

会社へ貢献した人が

より多くの報酬を受け取れるのが

当たり前ですからね。

 

 

それを、直前になって急に

 

 

ちょっと今回は評価できないから、ごめんね!

 

 

と言われても、

じゃぁ、先言っといてよ!

 

って言いたくなります。

 

僕なら…

 

 

 

和仁先生がよくおっしゃいます。

 

先に言えば説明、後で言えば言い訳

 

ほぉ、なるほどな

と、つくづく感じますね。

 

 

ワールドカップまで

あと1ヶ月半

 

 

日本代表

何とかこの窮地を挽回して

予選グループ突破

してもらいたいものです。

 

 

 

東條でした。

それでは、また明日!