「会計」と「家計」はバランスです。

Vol.92

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士

東條です。

 

 

 

先日、ある社長が
こうおっしゃっていました。

 

社長
社員のひとりが、また給料あげてくれってさ!
去年もそういう話があったから、かなり多めに昇給しといたのに、もう完全に忘れとるよ。
ちゃんと説明しておいたんだけどなぁ…

 

ありがちですね。

 

社員の立場からすると、

昇給してもらえると、
その場ではすごく
ありがたいですし、

社長にも感謝します。

 

 

けれど、一ヶ月、二ヶ月と
経たないうちに

それが普通になって、

あのとき感謝したことなんて
キレイさっぱり忘れています。

 

 

これは当たり前です。

 

 

社員は、

給料は、普通に働いていたら
自動的に上がるもの

と考えています。

 

「給料を勝ち取った」
という感覚は、

ほとんどの場合
ありません。

 

 

社員側も意を決して

給料を上げてほしいと
要望しているわけですが、

 

せめて、その理由くらい
しっかりと説明しないと

給料を払う側からすると
納得できないですよね!

 

 

社員も、
ほとんどの場合、

自分の給料が
どのように使われているか
分かっていません。

 

 

給料からは

社会保険と税金が
天引きされています。

 

その手取りから

「生活費」や
「娯楽費」として
支出し、

残ったものを

「貯蓄」に回しています。

 

社員側は、

大抵の場合、
こういった家計の仕組みを
分からずして

給与面に不満を持っています。

 

それも、

「自分の仕事はもっと貰うべきだ」

「同年代の友人と比べて低い」

など、漠然とした不満の場合が
ほとんどです。

 

 

 

こういった社員の給与面の
満足度は、会社の業績に
大きく影響します。

 

だからこそ、
社員が会社のお金の
仕組みを知る前に

自分の家計の
仕組みを知り、

自分たちがどれくらいの
給与が必要なのかを
ザックリと把握する

ことも必要になってきます。

 

その上で、

社員それぞれが
目標をたて、

積極的に会社に
貢献しようとする姿勢

が大事です。

 

 

会社経営者が
そこまでする必要は
ないかもしれませんね。

 

ただし、会社を経営し、
社員を雇っている以上、

社員とその家族を
守ることも

経営者の役割です。

 

 

ちなみに、先日こういった記事を書いています!

blogcard url=”給料は社員自らが勝ち取るもの!“]

 

 

 

会社に関わる全員が

楽しく、笑える組織にしたいですね!

 

 

もし、そういったことでお困りの
経営者様がいらっしゃいましたら、

我々、キャッシュフローコーチ
にお声がけください。

 

会社のお金の話だけでなく、

「会計」と「家計」を体系立てた

「社員向けセミナー」

を開催しております。

 

 

けど、

給料上げてくれって、
社員に言われて上げたのに、

すぐ忘れられると
悲しいもんですよね ( ノД`)シクシク…

 

 

東條でした。

それでは、また明日!