Vol.220
いつもありがとうございます。
二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士
東條です。
確定申告も終わり、
改めて日々の経理業務の
積み重ねの大切さを
実感しています。
個人事業をされている方は、
事業年度は、
1月1日から12月31日
と決まっています。
12月31日でその年の
決算を締めることとなりますが、
この
決算を締める
これが厄介なんですね。
なぜかというと、
申告期限が3月15日
だからです。
年が明けてから、
2ヶ月半も余裕があります。
決算が
個人よりかなりややこしい
法人ですら、
2ヶ月しか余裕がありませんから。
この余裕が人間を甘えさせます。
これ、皆さまにお話ししているわけでなく、
自分自身にも言っているんですね。
どうしても、個人事業の
確定申告期限が3月15日ですから、
そこに合わせてスケジュールを
組みがちです。
「それはさすがにまずい」
と思いながら、
早め早めのスケジュールを意識しますが、
どうしても
意識してなくても、
心のどこかで
こう考えてしまっているんです。
そして、結局
3月に入ってラストスパート
ギリギリ完了
あるあるです。
1月1日から3月15日の間の期間は、
確定申告の期間であると同時に
個人事業主の
新年度のスタートの時期です。
法人でも個人事業主でも
同じですが、
スタートが一番大事な時期です。
昨年一年を振り返り、
その結果をもって
新しい一年の予測をたて、
経営を組み立てる。
そこにキャッシュフローを
落とし込んだり、
行動計画をリンクさせていきます。
1.前年の一年間の決算を締める
2.当年の経営計画を組み立てる
この順番にこだわる必要は
ありません。
このふたつを同時進行で進めれば
問題はありませんが、
前年の決算の締めが遅れると、
当年の経営計画にも
影響は出てきますから、
迅速さは必要です。
そんな時期だからこそ
確定申告はチャっと終わらせて
とっとと当年のことを
考えるべきなんですね。
確定申告が遅れると、
新年度の経営にまで大きく影響がでます。
だからこそ、必要なのは、
毎月、毎週、毎日の
コツコツとした経理
なんです。
最新の業績があってこそ
過去を振り返ることができますし、
そこから得た課題を改善し、
今後の計画に反映できます。
決算があるからって、
バタバタすることはなくなります。
年度が終われば、即決算
そして経営計画策定から実践へ
タイムロスなく
めちゃくちゃスムーズに
進行できます。
経理は『経営管理』の略語
ですから!!!
東條でした。
それでは、また明日!
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