Vol.46
いつもありがとうございます。
二代目社長専門
キャッシュフローコーチⓇ/税理士
東條です。
久しぶりに、
「時間管理のマトリックス」
のことを考える機会が
ありました。
「時間管理のマトリックス」とは、
タスクを緊急度・重要度で考え、
「緊急でない・重要なこと」
にいかに時間を割くか
っていうことです。
書籍「7つの習慣」
タイム・マネジメントの話で
ご存知の方も多いと思います。
時間管理のマトリックス
たとえば、
第一領域(必須:緊急性・高 重要性・高)
・せっぱ詰まった問題
・差し迫ったプロジェクト
第二領域(価値:緊急性・低 重要性・高)
・準備や計画
・人間関係作り
第三領域(錯覚:緊急性・高 重要性・低)
・不必要な報告書
・重要でない会議
第四領域(無駄:緊急性・低 重要性・低)
・暇つぶし
・多くのテレビ
こういう感じ。
いかに、
第二領域(緊急性・低 重要性・高)
に時間を割けるか
つまり、
第三領域や第四領域に
足を踏み入れず、
第一領域に投資する時間を
いかに減らすかっていう
ことが重要ですよ
って考え方です。
経営者の皆さんは、
「経営について」
しっかりと考える
時間をとられているでしょうか?
経営者って、
とても忙しいじゃないですか。
「これやろう、あれもやらないと」
って考えてるうちに
時間だけが経過して、
結局何もできていない
みたいなことって
ありがちです。
とくに、会社が成長期に
入っていくにつれ、
日々の業務に忙殺され、
経営について考える時間的
余裕がなくなってきます。
これって普通のこと
だと思います。
ただ、経営のことを考える
って、もの凄く大事なことです。
何よりも優先して
取り組まないといけないこと。
けど、緊急性はない
まさに
第二領域
スポット的な問題・課題の
解決などの他の緊急性が高い
仕事に押し出される形で、
気付いたら、
「経営のことほとんど考えてないなぁ」
っていう状況
多いです。
会社の経営について考える
って、経営者にしかできないです。
この経営者しかできない業務の
重要性って、会社の成長に合わせて
どんどん増してきます。
これを放っておくと必ず経営上の
大きな問題が生じます。
お金の問題
組織の問題
営業の問題
接客の問題
なのかもしれません。
そこで、
会社の経営者に
行ってほしいことは、
経営について考える時間を
毎月半日でも確保することです。
会社のことを冷静に
分析することで、
経営上の課題、問題点を
重症になる前に
クリアにし、
前もって手を打つ
ことができます。
こういった、
経営についてじっくり
考える時間を
クオリティタイム
と言います。
会社を船に例えると、
船長(社長)は、
船の舵取りをしながら、
常に目的地までの障害や
変化に先手で対応し、
最適なコースを
選ばないといけないです。
同時に、的確な判断と
クルー(社員)への指示が求められ、
燃料や食料のことも
考える必要がります。
クオリティタイムとは、
そういうことを考える
重要な時間です。
では、クオリティタイムでは
一体、何を行うべきなのか?
また、分かっていても、
なかなか取れない、
クオリティタイム。
効率よく時間を確保して、
経営の舵取りに繋げる
ためにはどうすればよいのか?
次回に続きます。
東條でした。
それでは、また明日!
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