独立の原点!

キャッシュフロー経営

Vol.178

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門

お金のセーフティパートナー

 

東條です。

 

 

 

先日、

365日ブログ半年フォローアップセミナー

に参加し、

 

改めて自分が独立した

原点を考えるキッカケがありました。

 

 

半年フォローアップセミナーについては
こちら☟

 

 

実は僕の中で、

めちゃくちゃ後悔していることがあります。

 

 

もう、5年~6年ほど前になりますが、

ある社長から

自社工場設立の相談を受けました。

 

億単位の予算です。

全額融資でまかなう予定です。

 

 

当時は、比較的売上は好調でしたが、

材料費の高騰がネックとなり、

 

売上は上がるけど、

利益がなかなか残ってこない

という悩みがありました。

 

 

何とか利益&お金を残すため、

これからさらに売上を上げて

資金繰りをまかなうしかない

という結論に至りました。

 

 

材料費の高騰という

目の前の課題から目を背けたんですね。

 

 

自社工場を作って増産体制に入り、

一気に拡大路線

結果、売上も上がりました。

 

 

しかし、

工場員や営業の増員による人件費の増加

店舗・工場の維持費やその他の固定費の増加

など

 

固定費も相当増えました。

 

 

さらには、毎月の借入金の返済が激増

 

ほとんどお金が回っていない

という状態です。

 

 

借入金の返済をまかなうために

新たに借入をし、

むしろ、借入金は増加のいっぽうです。

 

 

目先の売上を追い求めた結果

さらに自分の首を絞める結果に

なっています。

 

 

当時の自分の仕事は

税金計算、節税、申告書作成

ちょっとした資金繰り表の作成

 

程度なもので、

いわゆる一般的な税理士業

というものしかやっていませんでした。

 

 

 

 

今考えると、

まったくダメです。

 

まず、その社長が

どこに向かいたかったのかを知りませんでした。

目標やゴール、

いわゆるビジョンを知らなかったです。

 

 

同時に、

自分が作成した資金繰り表も

ただ売上増や固定費増、

借入金の返済などの

数字を当て込んだだけで、

実現可能性なんて疑わしいものです。

 

都合のいい数字を当てはめていった

だけですから。

 

 

 

現実はまったく違う結果になりました。

 

当時の僕は

社長の経営パートナーではなかったんですね。

 

 

 

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]今期の税金、これくらいになりそうです。
こうすることで、これだけの節税ができます。
この設備入れることで、消費税の負担減ります。[/speech_bubble]

 

 

もちろん、こういうことも

重要です。

 

 

重要ですが、

もっと重要なことはたくさんあります。

 

 

 

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”社長”]お金のことを毎日考えてしまう。
資金ショートで会社を潰してしまい、社員を路頭に迷わせることを考えると夜も眠れない。[/speech_bubble]

 

社長からその話を聞いたとき、

自分の無力さを痛感しました。

 

 

社長のパートナーとなるためには、

もっともっと学び、

実践を積む必要がある。

 

 

無知は悪

です。

 

自分が知っていれば、自分に何かできれば、

間違いなく結果は違っていたんですから。

 

 

 

もし、タイムマシーンで当時に戻れるなら

どうしていたか考えます。

 

ただ、漠然と

拡大路線に入ろうとする社長ををみて、

一度立ち止まって

一緒にめちゃくちゃ考えます。

 

 

社長が

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”社長”]これなら必ずできる[/speech_bubble]

 

という、確信をもって

進んでいける道筋を立て、

一緒に進んでいきます。

 

 

 

その結果、自社工場を作らず、

別の方向へ動いていたかもしれませんし、

 

同様に自社工場を作ったうえで、

他の方法を模索していたかもしれません。

 

それは分かりませんが、

当時とは違った未来を一緒に見ることが

できたはずです。

 

 

 

お金で寝られない社長を撲滅する

 

僕が独立開業した

原点です。

 

 

 

 

東條でした。

それでは、また明日!

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