改めて、「顧客第一主義」について考える。

Vol.51

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士

東條です。

 

 

 

今日、事務所に
コピー機の営業の方が
きました。

 

最近たまにきていた
みたいでしたが、
僕が不在にしていたため、
その都度、名刺を置いて
いっていました。

今日はたまたま
事務所にいたので、
遭遇してしまいました。

 

営業の人にも何回も
事務所に足を運んで
もらってるんで、

とりあえず事務所に
上がってもらい、

話を聞くことに
しましたが、

まぁ、いきなり
商品説明から
バンバンしゃべります。

 

聞く方も大変ですよね。

疲れます。

なぜって、
その商品に興味がない
ですから。

 

コピー機については、
問題もなく使えてますし、
困ってもいません。

もちろん、
買うはずもありません。

 

 

 

「顧客第一主義」

 

別の言葉で言うと、

「お客様第一主義」
「お客様最優先」
「顧客経営」

など

ほとんどの会社が、
「顧客第一主義」か
それに近い言葉を
理念として掲げています。

 

そのうちの
ほとんどの会社が
「お客様のために」

と考えながら、

いつの間にか、
それがおろそかに
なってしまっています。

(私も人のこと言えません💦)

 

 

主語を
「私」や「商品」から
「お客様」に変えて考える。

これは、よく言われます。

 

売上を上げるセールスマン
であるほど、

「あなたが今、困っている
ことは何でしょうか?」

「あなたは今、どのような
問題を抱えているでしょうか?」

 

こういった、
相手を主語にした
質問からお客様に
アプローチします。

 

 

逆に、売れないセールスマンは
「私は」とか「わが社は」、「この商品は」
など、自分たちの話しかしないです。

 

お困りごとや問題点があるから、
そこに需要が発生します。

それを解決することができる
商品やサービスがあれば、
そこでビジネスとして成り立ち、

ようやくコストの
問題になってきます。

 

相手側がまったく
困っても望んでも

いないことに対して
その商品・サービスを
買ってもらおうなんて

顧客第一主義でも何でもありません。

 

お客様から見ると、
自分の利益しか考えていない
ことが見え見えです。

 

 

顧客第一主義
というのであれば、

主語は必ず

「お客様」

です。

 

商品を買ってもらった相手に、
買ってよかった
と感じてもらえなければ、

自分が仕事をしている意味すら
分からなくなります。

 

 

だからこそ、
お客様のお困りごとや
問題点に対し、

僕自身が解決できることであれば、
もちろん全力で取り組みます。

 

しかし、
僕自身では解決できない、
あるいは、
僕よりも専門性を発揮できる人がいれば、
その人を紹介します。

 

僕の場合、相続絡みの仕事は
必ず、相続専門の税理士を紹介します。

場合によっては、
僕自身がやりますが、
必ず専門家に相談し、
最終的に専門家の目を通す
ようにしています。

 

お客様にとって、
より専門性の高い人に任せる方が、
圧倒的に有利ですし、安心感も
あります。

相続専門の税理士と
そうじゃない税理士とでは、

知識と経験値が
まったく違います!

 

 

何か、困ったことがあっても、
それを自分だけで解決する
必要はありません。

それを解決できる専門の方が
必ずいます。

 

そういったときのために、
助け合える人脈と人間関係を
築いておくことも、

顧客第一主義

の一つの考え方では
ないでしょうか?

 

 

 

東條でした。

それでは、また明日!