こだわるべきは「売上」よりも「○○○」

キャッシュフロー経営

Vol.247

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門

キャッシュフローコーチ®/税理士

 

東條です。

 

 

 

お金の悩み

 

これは経営者には避けられない

ところですよね。

 

 

とくに創業当初なんかは

ほとんどの場合、

お金にまったく余裕がない中で

スタートします。

 

 

銀行から融資を受けて、

人を雇ったり、設備に投資したり

莫大なリスクを抱えて

はじめますからね。

 

 

事業が軌道に乗っても

いつもいつも

順風満帆というわけにはいかないです。

 

 

業績にも波がありますから。

 

 

常にお金のことは

頭から離れられないですよね。

 

 

お金は何するにせよ

すべてに関わってきますからね。

 

 

 

 

だからこそ、

キャッシュを生み出す

一番のおおもとである

 

売上高

 

 

ここを徹底的に考えます。

 

 

いかにして売上を増やすか

 

当たり前っちゃ当たり前ですが…

 

 

 

売上

売上・・・

売上・・・・・

 

 

 

そうして、いつの間にか

売上を上げることが

目的になっています。

 

 

しかし、

本来上げるべきは、

粗利益

なんです。

 

 

和仁先生考案、お金のブロックパズルでいくと、

 

ちなみに、

粗利益 = 売上高 - 変動費

です。

 

変動費については、こちらをご参考に☟

 

 

ご覧いただくとお分かりの通り、

 

「人件費」

家賃、光熱費、通信費などの「その他の固定費」

これらはすべて、

粗利益が源になっています。

 

 

売上高じゃないんですね。

 

 

粗利益が増えないと、

利益も増えないし、

人件費も増やすことが難しいです。

 

 

 

そして、それと同時に考えるべきは、

粗利率

 

粗利率とは、

売上高に占める粗利益の割合です。

 

粗利率 = 粗利益 ÷ 売上高

 

 

粗利益を上げるために

売上のことを考えるのと、

 

ただ単に売上を上げること

だけを考えるのとでは、

天と地ほど違います。

 

 

なぜなら、業種にもよりますが、

ただ単に売上を上げるのであれば、

値引きでも何でもして

とにかく数売りゃいいですから。

 

 

そんなことを繰り返していると、

 

売っても売っても

まったく利益が上がらないし、

お金も残らない。

 

なんてことが起こります。

 

 

 

しかし、常に粗利益のことを

意識して売上を考えると

まったく違います。

 

[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]この商品を売るといくらの粗利益だし、
こっちの商品ならこれだけの粗利益だよね。[/speech_bubble]

 

 

だからと言って、

お客様が一番欲しい商品を

買ってもらうのが一番ですが、

 

この目線も必要です。

 

これを理解ながら販売することで、

仮に粗利率が下がったとしても、

原因が特定できます。

 

 

この原因が特定できるというのが

大事ですからね。

 

 

 

なぜなら、

倒産する会社の多くは、

その数年前から、

粗利率が低下傾向になっている

ことが多いんですね。

 

 

常に粗利益と

粗利率を意識し、

その変動要因をつかみながら

やっていくことで、

 

早め早めの対策が打てるわけですね。

 

 

こだわるべきは、売上高よりも

粗利益と粗利率

 

 

 

東條でした。

それでは、また明日!

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