何のために「貯蓄」していますか?

Vol.72

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士

東條です。

 

 

本日、10月17日は

貯蓄の日

だそうです。

 

 

貯蓄の日

1952年日本銀行が、10月17日を勤労の収穫物であるお金を、無駄遣いせずに大切にしようという意味を込め、制定された。

10月17日伊勢神宮で、その年に収穫された穀物でつくったお酒などを収穫への感謝の気持ちを込めてまつる、神嘗祭(かんなめさい)に由来する。

Wikipediaより

 

 

「貯蓄」の対義語は
「浪費」だそうです。

 

「貯蓄」よりも

「浪費」の方が

楽しいですよね!

 

出来れば、
「お金は使いたい」ものですが、

「貯蓄」は大事です。

 

 

 

皆さんの会社は、

「貯蓄」をしていますか?

「貯蓄」はいくら必要ですか?

 

 

ただ漠然とお金を貯めるのも
悪くはありません。

お金はあっても
困るものじゃないですからね!

 

事実、お金は成果として
一番目に見え、分かりやすい
ものです。

 

 

なので、どうせ貯めるなら、
目的に応じ、
その目的を達成するために
貯めた方が、効率的です。

 

また、
目的に向かって階段が
積み上がっていることが
キャッシュという形で
目に見えた方が、

面白そうじゃありませんか?

 

 

会社によってそれぞれになりますが、

一般的に

会社がお金を貯蓄する目的

として考えられるのは
次のような理由です。

 

 

 

将来への投資

 

自社のビジョンを達成するために必要な
設備投資、人材投資などへの備え

 

会社の成長の過程で必ず、
設備投資や人財投資は
必要になります。

 

いつの時点で営業所を構え、
設備を入れ、人を雇い、教育し、

そのためにはいくらの
キャッシュが必要なのか

あらかじめ、予算を組んでおく
必要があります。

 

将来への投資

ビジョンを実現化していくための
リアルな戦略をたてる過程で
必ず考える必要があることです。

こういう話は楽しそうですね。

 

 

 

万一の備え

 

天災、人災、得意先の倒産など、
不測の事態が生じた場合の

売上、利益減少リスクへの備え

 

万一の備え

って聞くと、完全に

守備固め

ですよね。

 

会社を経営する以上、
社員とその家族を守らないと
いけないです。

攻めてばかりでは
予想しない事態が生じたとき

社員とその家族を
路頭に迷わせます。

 

倒産ということは、
何としてでも
避けないといけません。

 

そういったところまで
考えたうえで、

リスクヘッジをしておく
必要があります。

 

具体的に
どれだけのお金が
必要なのかは、
会社次第です。

 

1ヶ月分の売上高に
相当するキャッシュ
さえ賄えれば十分な会社も
あれば、

半年分の固定費を賄うだけの
キャッシュ
が必要な会社も
あります。

 

 

 

会社は、

ビジョンとお金の両輪

で安定的に回っていきます。

 

 

貯蓄をするにしても、
目的をもった貯蓄をすることが、

ビジョン達成の近道です。

 

 

東條でした。

それでは、また明日!