「売上」ダウンしても「利益」は増やせます!

Vol.123

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門

お金のセーフティパートナー

 

東條です。

 

 

 

 

 

売らないことには、利益もでない。
とにかく、売上重視で頑張れば、利益もついてくるはず

 

こう考える社長は多いです。

 

 

社員たちにも、

何が何でも売上目標を

確保するよう指導し、

 

徹底的に、売上を上げる戦略を

立てている会社もあります。

 

 

売上至上主義

 

 

 

とは言っても

会社経営において

売上はなくてはならない

必要不可欠のものです。

 

 

 

ただ、売上自体は順調に増えていても

なかなか利益につながらず、

お金もうまく回らない

 

という悩みがある経営者も

たくさんいらっしゃいます。

 

 

そもそも

社長が売上至上主義の戦略を

打ち出しているものですから、

 

社員も売上目標達成のために

値引きに甘くなり、

値引額や値引率を

独断で勝手に判断します。

 

利益度外視の価格で

とにかく売上を上げようとします。

 

 

実際、

売上が増加している一方で

利益が減少したり、

赤字が拡大していることは

よくあります。

 

和仁達也先生「超★ドンブリ経営のすすめ」からお金のブロックパズルを引用

 

 

売上を増やす工夫も必要ですが、

それが、粗利益・利益の増加に

つながらなければ

意味がありません。

 

 

変動費や粗利益の解説はこちらをご参考にしてください☟

 

 

 

 

そのためには、

 

売上高

 

と同時に

 

粗利率

 

を考える必要があります。

 

 

 

 

 

粗利率を上げながら

売上を増やす。

 

これが一番理想です。

 

和仁達也先生「超★ドンブリ経営のすすめ」からお金のブロックパズルを引用

 

売上高を維持しながら、

粗利率が上がれば

結果、利益も多く残ります。

 

 

 

 

なので、

売上を上げるのと同じくらい

粗利率を考えることが

重要になります。

 

 

逆に、売上が下がっても、

それ以上に粗利率が上がれば

利益は多く残ります。

 

和仁達也先生「超★ドンブリ経営のすすめ」からお金のブロックパズルを引用

 

 

もっと、極端にすると

 

和仁達也先生「超★ドンブリ経営のすすめ」からお金のブロックパズルを引用

 

 

同時に、以前より少ない労力で

粗利益と利益を

稼ぐことができるようになり、

会社として、

より効率的になります。

 

 

利益が増えた分

役員報酬や給与に

まわすこともできますし、

 

社員の残業時間が減ったり、

有休をとりやすくなったり、

働きやすい環境が整うことも

あります。

 

 

売上高を上げる工夫と同時に、

粗利率を上げるにはどうするか?

 

この視点を持つ必要があります。

 

 

 

一例ですが、

小売店であれば

商品毎の粗利率は異なります。

 

粗利率の高い商品を販売すれば、

同じ労力でも

より多くの利益を上げることが

できますので、

 

商品毎や得意先ごとの粗利率を

把握し、その情報をもとに

戦略を練ることもできます。

 

 

 

粗利率の増減は、利益に直結

します。

 

 

 

もし、売上が上がったにも関わらず、

 

「利益がでない」

「お金が残らない」

 

と感じていらっしゃる

経営者様がいらっしゃいましたら、

 

我々、キャッシュフローコーチに

お声がけください。

 

 

市場のニーズを見極めて

ひとつひとつ戦略的に

考えていきましょう。

 

 

 

東條でした。

それでは、また明日!