退却のタイミングと新しいスタート!

キャッシュフロー経営

Vol.37

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門
キャッシュフローコーチ®/税理士

東條です。

 

 

大河ドラマ

おんな城主 直虎

 

毎週欠かさず見ています。

 

前回の放送
第36回は、

「井伊家最後の日」

というタイトル

 

主人公である
井伊直虎(柴咲コウ)が、

井伊家の再興に向けて
動き出すべきかどうか
考えた挙句、
井伊家再興を断念します。

井伊家を潰す決断を
したんですね。

 

「前進する」という決断ではなく、

「退却する」という決断です。

 

この井伊直虎の
退却を決断するまでの
人間関係や本人の思考を
想像すると

改めて実感します。

 

 

退却することは
簡単そうで
最も難しい

 

 

退却することで
困る人がたくさんいます。

退却することを
納得いかない人もいれば、

退却することで
ボコボコに非難されることもあります。

 

しかし、

退却の決断は
トップしかできない

 

だから、退却することは
勇気がいります。

 

 

ビジネスでは、

大きな赤字をつくったり、
借金が大きく膨らんだり、

痛みが伴って初めて
縮小や撤退を考えます。

 

しかし、
その場では決断ができず、

いつの間にか被害が
大きく広がり、
取り返しのつかない
ことになっていた。

ということがあります。

 

その時には、
感情が邪魔をして
冷静な判断ができなく
なっています。

 

 

 

 

だからこそ、あらかじめ

その事業の撤退の
タイミングを考えておくべき

です。

 

どういった状態になれば
縮小・撤退するのか

どのくらいの時期に
縮小・撤退の可能性が
ありえるのか

といったことを

冷静に判断できるときにこそ
基準作りをしておくことが
重要です。

 

事業計画段階で
あえて事業の退却・縮小
の判断基準を考えておくことが

いざというときの
冷静な判断につながります。

 

 

ブレーキのない自動車
バックのできない自動車

これがどれほど危険
とういことです。

 

あらかじめ、
車にブレーキを付けておく
いつでもバックできる車にしておく

設計段階で、
そこまで考えた設計図を
つくっておきましょう。

 

また、撤退の判断基準が
あることで、

自社の現状の立ち位置が
ハッキリし、社内で
危機感を共有しながらの
経営が可能になります。

 

同時に、

新規事業立ち上げのタイミングや
収支計画の判断基準にもなります。

 

 

事業計画づくりにお困りの方は
私たち、キャッシュフローコーチが
サポートいたします。

 

 

東條でした。

それでは、また明日!

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