売上高と粗利率の関係

キャッシュフロー経営

Vol.222

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門

お金のセーフティパートナー

 

東條です。

 

 

 

 

粗利益(アラリエキ)

 

この単語、

たまにお聞きすることが

あるかもしれませんが、

 

[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]うーん、何回聞いてもよく分からん[/speech_bubble]

 

こんなことありませんか?

 

 

当たり前だと思います。

 

 

 

なぜって、

利益といっても、

たくさんあるんです。

 

 

損益計算書をご覧になられると、

 

①売上総利益

②営業利益

③経常利益

④税引前当期純利益

⑤当期純利益

 

利益だけでも

5種類もあるわけですよ。

 

こんなたくさんの利益

全部完全に理解できるはずありませんし、

その必要もありませんから。

 

 

 

けれども、この中の

 

売上総利益

 

これはかなり重要なんですね。

 

 

売上総利益

これが

= 粗利益(粗利)

 

よく、アラリ

と言われています。

 

 

なぜ重要かというと、

 

この図をご覧ください。

日本キャッシュフローコーチ協会理事 和仁達也先生直伝 お金のブロックパズル

 

人件費

その他の固定費

税引前利益

 

これらはすべて

粗利益から出ています。

 

もちろん、

おおもとは売上高ですが、

売上高から変動費を引いた

粗利益が人件費や税引前利益の元

になっています。

 

 

 

だからこそ、

会社にお金を残すためには、

粗利益を増やす工夫

が必要なわけです。

 

逆に、

いくら売上が増えたところで、

粗利益が減ってしまえば

元も子もない

わけです。

 

 

売上を増やすために

必死で苦労してやりきったけど、

結果、粗利は減った。

 

 

十分、起こりますから。

 

 

 

 

ちなみに、

変動費

ですが、

 

原材料費商品仕入高

外注加工費

なんかが該当します。

 

 

例えば、

1本あたりのペットボトルの水

販売価格 100円

仕入価格  70円

としたとき、

 

この水を3本販売すると

売上高 300円

仕入高 210円

 

販売数量が3倍になれば、

仕入金額も3倍になっています。

 

 

この場合の

「仕入高」のように

 

売上に比例して

増減する費用のことを

変動費と言います。

 

 

 

 

 

一方、

販売数量の増減にかかわらず、

固定されている費用

固定費

と言います。

 

例えば、

人件費、地代家賃、水道光熱費

リース料、減価償却費など

が該当しますね。

 

 

 

 

さらには、

売上高のうちに

粗利益が占める割合を

粗利率(アラリリツ)

といいます。

 

 

 

この

売上高と粗利益

そして粗利率

 

 

この3つの指標ですが、

関係がすごく面白いんですね。

 

 

 

ここまで、

時間がかかりすぎましたので、

続きは明日にします。

 

 

東條でした。

それでは、また明日!

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