数字にこだわりすぎると…

キャッシュフロー経営

Vol.263

いつもありがとうございます。

 

二代目社長専門

キャッシュフローコーチ®/税理士

 

 

 

先日、少し咳が止まらなくなり、

病院に行きました。

 

 

自宅の近所の

大病院です。

 

 

一回目に対応いただいた先生は、

20代(多分)の若い先生です。

 

 

診察していただきましたが、

まぁとにかく、診察中

こっちのことは一切見ません。

 

 

質問していただきますが、

パソコンから目を離さずに

カタカタとキーボードを

ずっと打っています。

 

 

正直、

質問に答えるのも

うんざりします。

 

 

その後、普通に薬を処方され、

2日後に再度受診しました。

 

そのとき診ていただいた先生は、

50代(多分)のベテラン先生です。

 

 

その先生、とにかく

話をめちゃくちゃ聞いてくれます。

 

まぁ、安心感がありますよね、

 

こういう先生は。

 

 

仮にもう一回受診するのであれば、

20代の若い先生よりも

50代のベテラン先生に

診てもらいたいですよね。

 

 

なんだかんだ、

経験っていうのは

途方もない差となります。

 

しっかりと、

顧客目線での経験を

数多く積んできたのであれば、

間違いなく、経験値が高い人が

良さそうなんですが、

 

実際はそうでもありませんからね。

 

 

中途半端な自信やプライドも

同じように大きくなってきて、

 

いつの間にか変な方向の

経験を蓄える人も

いらっしゃいます。

 

若いときは、

[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]あの人のためになんとしても…[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=””]とにかく、レスポンスは早く[/speech_bubble]

 

とか必死だったのに、

いつの間にか、

自分本位になってしまっていますよね。

 

要注意です。

 

 

 

話がそれましたが、

もちろん、数値は大事です。

 

 

健康診断なんかでも、

数値で判断されますからね。

 

 

コンピューターに

患者の情報を打ち込んで、

それを数値化できるんですかね?

 

それならそれでいいんですが、

やっぱりそれだけでは

病気は治せませんよね。

 

 

数値に現れない情報は

患者自身を診るしかないですからね。

 

 

それか、カルテを残しておくことが

一番大事な仕事とでも

教えられているのかも

しれませんね。

 

 

 

 

個人的な話になりますが、

職業的には、数字を扱う職業です。

 

数字は大事です。

 

 

経営自体、

数字を上げていかないと

成り立たないですから。

 

 

だからといって、

数字にこだわりすぎると、

見方によっては

冷徹とか、自分勝手とか臆病とかって

見えます。

 

 

けれども、

数字を置き去りにした瞬間、

あらゆる根拠が崩れます。

 

 

アイデアが降ってきた場合も、

それをやるべきかどうかの

判断基準は数字です。

 

その事業を閉鎖するかどうかの

判断基準も数字です。

 

 

もちろん、

数字がすべてではないですが、

大きな判断基準のひとつです。

 

 

 

だからこそ、

20代の若手先生も

あながち間違ってはいないのかな

とも感じます。

 

 

けれども、

数字を追い求めすぎると

自分都合だけになり、

顧客視点がおろそかになります。

 

 

極論、

数字を求めるだけなら、

AIで十分です。

 

 

お客様それぞれの視点に立ち、

目の前のお客様に合った

オーダーメイドのサービスこそが、

求められていますし、

 

それが付加価値となり、

クオリティの高いサービスが

提供できるわけです。

 

 

それにしても、

20代の若手先生の

あのロボット感は、

それはそれで

貴重な体験をしたのかもしれません。

 

 

東條でした。

それでは、また明日!

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